CONVERTCTB[CTB 変換] (コマンド)

色従属印刷スタイル テーブル(CTB)を名前の付いた印刷スタイル テーブル(STB)に変換します。

[ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示され、変換する色従属印刷スタイル テーブル ファイルを選択できます。[ファイルを作成]ダイアログ ボックスが表示されます。必要に応じて、変換後の印刷スタイル テーブル ファイルの新しい場所や名前を指定します。

色従属印刷スタイル テーブルのコピーが、名前の付いた印刷スタイル テーブルとして保存されます。これを名前の付いた印刷スタイルを使用する図面にアタッチできます。元の色従属印刷スタイル テーブルは CONVERTCTB コマンドの影響を受けません. 名前の付いた新しい印刷スタイル テーブル ファイルの既定の場所は、Plot Styles フォルダです。名前の付いた新しい印刷スタイル テーブル ファイルの既定の名前は、色従属印刷スタイル テーブルの名前と同じです。

CONVERTCTB コマンドにより、一意の印刷プロパティが割り当てられている色ごとに名前の付いた印刷スタイルが 1 つ、同じ印刷プロパティが割り当てられている色のグループごとに名前の付いた印刷スタイルが 1 つ、NORMAL という既定の名前の付いた印刷スタイルが 1 つ作成されます。

たとえば、色従属印刷スタイル テーブル内のすべての色に同じ印刷プロパティが割り当てられている場合は、名前の付いた印刷スタイル テーブル内には名前の付いた印刷スタイルが 2 つだけ作成されます。この 2 つは、既定の印刷スタイルである NORMAL と、色従属印刷スタイル テーブル内のすべての色に割り当てられている印刷プロパティを表わす STYLE 1 です。一方、たとえば、色従属印刷スタイル テーブル内の青と緑以外のすべての色に同じ印刷プロパティが割り当てられているとします。これらの色にそれぞれ一意の印刷プロパティが割り当てられている場合は、名前の付いた印刷スタイル テーブルには、次の 4 つの名前の付いた印刷スタイルが作成されます。つまり、既定の印刷スタイルである Normal、緑(Green)の印刷プロパテイを表わす Style 1、青(Blue)の印刷プロパティを表わす Style 2、他のすべての色に割り当てられている印刷プロパティを表わす Style 3 です。

CONVERTCTB コマンドでは、名前の付いた新しい印刷スタイル テーブル内の印刷スタイル名には、Style 1、Style 2 のような一般的な名前が付けられます。これらの一般的な印刷スタイル名を変更するには、[ページ設定]ダイアログ ボックスの[印刷デバイス]タブで[編集]ボタンをクリックして、[印刷スタイル テーブル エディタ]を使用します。印刷スタイルの名前を変更するには、印刷スタイルを図面レイアウトに適用する前に行う必要があります。