コマンド プロンプトで、ブロックにデータを格納するための属性定義を作成します。
属性は、ブロック定義に含まれるオブジェクトです。属性には、部品番号や製品名などのデータを格納することができます。
次のプロンプトが表示されます。
現在の設定の値がコマンド ヒストリに表示されます。オプションを選択してオン/オフを切り替えます。モードの設定が終了したら、[Enter]を押します。現在のモード設定は、システム変数 AFLAGS に格納されます。このシステム変数を使用して、既定のモードを設定することもできます。
ブロックを挿入したときに、属性値は表示されません。ATTDISP[属性表示]コマンドで属性値の表示/非表示を設定すると、この[非表示]オプションの設定は無効になります。
挿入するブロックの属性に、固定値を設定します。
ブロックを挿入するときに、属性値が正しいかどうかを確認するためのプロンプトが表示されます。
プリセット属性を持つブロックを挿入したときに、属性が既定値に設定されます。
ブロック参照内で属性の位置を固定します。ロックを解除すると、グリップ編集を使用して、残りのブロックを基準に属性を移動したり、マルチ テキスト属性のサイズを変更することができます。
属性が異尺度対応であると指定します。
属性値に複数の文字行を含めるかどうかを指定することができます。このオプションを選択すると、属性の境界幅を指定できます。
図面上のそれぞれの属性を識別するための名称を指定します。属性の名称には、スペースまたは感嘆符(!)を除く、すべての文字を使用できます。小文字は大文字に自動的に変更されます。
この属性定義を含むブロックを挿入するときに表示されるプロンプトを指定します。[Enter]を押すと、属性の名称がプロンプトとして使用されます。[一定(C)]モードをオンにしたときは、このプロンプトは表示されません。
属性の既定を入力します。図面にブロックを挿入すると、既定の属性値が表示されます。既定値は、必ずしも指定する必要はありません。[一定(C)]モードをオンにしたときは、このプロンプトの代わりにプロンプト「属性値を入力:」が表示されます。
[マルチ テキスト(M)]モードがオフの場合は、TEXT[文字記入]コマンドと同様のプロンプトが表示されます。ただし、文字列の入力を求めるプロンプトは表示されずに、代わりに属性の名称を使用して属性が定義されます。
「用紙上の文字の高さを指定」というプロンプトは、現在の文字スタイルが異尺度対応である場合にのみ表示されます。
マルチ テキスト モードがオンのとき、-ATTDEF には、MTEXT[マルチテキスト]コマンドで使用される複数のプロンプトが表示されます。
定数属性の値を指定します。このプロンプトは、[一定(C)]モードをオンにした場合にのみ表示されます。
以上の指定を終えると、次に TEXT[文字記入]コマンドと同様のプロンプトが表示されます。ただし、文字列の入力を求めるプロンプトは表示されずに、代わりに属性の名称を使用して属性が定義されます。
マルチ テキスト モードがオンのとき、-ATTDEF には、MTEXT[マルチテキスト]コマンドで使用される複数のプロンプトが表示されます。
マルチ テキストの境界ボックスの最初のコーナーを指定します。この位置は、属性の起点として使用されます。
もう一方のコーナーを指定するためにポインティング デバイスをドラッグすると、長方形が表示され、マルチ テキスト オブジェクトの位置とサイズが示されます。長方形内の矢印は、文字列が進む方向を示します。