コントロール コードと特殊文字リファレンス

文字列にコントロール情報を含めることによって、文字列に上線や下線を付けたり、特殊文字を挿入することができます。

2 つのパーセント記号(%%)を使って、コントロール シーケンスを開始します。次のコントロール コードは、標準の AutoCAD 文字フォント(SHX)と Adobe PostScript フォントに使用できます。

各フォントを示すサンプル図面(TrueType.dwg)は、オンライン サンプル図面として提供されています。オンライン サンプル図面にアクセスするには、アプリケーション ボタン をクリックし、[開く][サンプル ファイル][オンライン サンプル ファイル]を選択します。

注: マルチ テキストですべてのコントロール コードが動作するわけではありません。書式を変更したり特殊文字を挿入するには、[テキスト エディタ]コンテキスト タブまたは[文字の書式設定]ツールバーを使用します。

コントロール コードのリスト

次のコントロール コードが使用できます。

%% nnn

番号 nnn の文字を記入します。nnn は Unicode の十進法の値です。

%%c

円の直径記号を記入します。

%%d

角度記号を記入します。

%%k

取り消し線のオン/オフを切り替えます。

%%o

上線モードのオン/オフを切り替えます。

%%p

プラス/マイナスの許容差記号を記入します。

%%u

下線モードのオン/オフを切り替えます。

注: 上線モードと下線モードは同時にオンにできます。両方のモードは、文字列の最後で自動的にオフに切り替わります。
%%%

パーセント記号を 1 つ記入します。

ユーロ記号

ユーロ記号は、AutoCAD 2000 以降のリリースに付属の SHX フォントと TrueType に相当するフォントで使用できます。キーボードにユーロ記号がない場合、[Alt]キーを押しながら数値キーパッドから 0128 と入力します。