可視性の状態を使用することで、さまざまなグラフィカル表現を持つブロックを作成できます。
可視性の状態は、ブロック参照に指定したジオメトリのみが表示されるようにすることができるカスタム プロパティです。たとえば、可視性の状態を使用して、次の 4 つの溶接シンボルを組み合わせて 1 つのダイナミック ブロックにすることができます。
ジオメトリを組み合わせたら、可視性パラメータを追加します。
次に、各溶接シンボルに対して異なる可視性の状態を作成し、名前を付けます(たとえば、WLD1、WLD2、WLD3、WLD4)。次の例では、ブロック エディタに WLD1 可視性の状態が表示されています。暗く表示されているジオメトリは、WLD1 可視性の状態では不可視になっています。
[ブロック エディタ]コンテキスト タブに、現在の可視性の状態の名前が表示されます。ツールバーのこの領域には、可視性の状態を使用するための複数のツールも用意されています。
可視性の状態を使用して作業するときに、特定の可視性の状態で不可視になっているジオメトリを表示したい場合もあれば、表示したくない場合もあります。ジオメトリの表示/非表示を決定するには、[可視性モード]ボタン(BMODE)を使用します。