PREVIEW[印刷プレビュー] (コマンド)

印刷された状態の図面を表示します。

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プレビューは、[ページ設定]または[印刷]ダイアログ ボックスでの設定によって定義された現在の印刷設定に基づいています。プレビューには、線の太さや塗り潰しパターンなどの印刷スタイル オプションをはじめ、印刷したときの図面の状態が正確に示されます。

カーソルがプラス(+)とマイナス(-)記号が付いた虫めがねの形に変わります。クリック ボタンを押したまま、このカーソルを画面の上の方へドラッグすると、プレビュー イメージが拡大されます。画面の下の方へドラッグすると、プレビュー イメージが縮小されます。

3D グラフィックス システムの環境設定

プレビューには、3D グラフィックス システムの環境設定の 2 つの設定が影響します。これらの設定にアクセスするには、3dconfig と入力し、[手動で調整]をクリックして[手動によるパフォーマンス調整]ダイアログ ボックスを表示します。詳細については、「パフォーマンスの調整」を参照してください。

注: 3D グラフィックス システムの環境設定は、AutoCAD LT では使用できません。
  • [テクスチャ圧縮]: [テクスチャ圧縮]をオンにしていると、図面内のイメージをプレビューするときにイメージの品質が下がります。[テクスチャ圧縮]は、レンダリングされているビューポートには影響しません。[テクスチャ圧縮]が有効かどうかを識別するには、[手動によるパフォーマンス調整]ダイアログ ボックスの[現在の効果の状態]リストを確認します。
  • [ハードウェア アクセラレーション]: ハードウェア アクセラレーションがオンまたはオフであっても影がサポートされていないときは、グラフィックス カードでサポートされないハードウェア効果を使用しているシェーディング ビューポートを含む図面を、ソフトウェア エミュレーションを介して印刷できます。ご使用のグラフィックス カードでサポートされていないハードウェア効果のソフトウェア エミュレーションを有効にするには、[手動によるパフォーマンス調整]ダイアログ ボックスで、[サポートされないハードウェア効果を印刷時にソフトウェアでエミュレートする]をオンにします。サポートされない効果はビューポートにリアルタイムでは表示されませんが、図面のプレビュー時には表示されます。

[プレビュー]ウィンドウのツールバー

[プレビュー]ウィンドウで使用できるオプションが用意されています。

[印刷]

用紙全体のプレビューで表示したのと同じ状態で図面を印刷し、印刷プレビューを終了します。

[画面移動]

プレビュー イメージを画面移動するための、手の形をしたカーソルが表示されます。クリック ボタンを押しながら、カーソルを任意の方向へドラッグします。画面移動カーソルは、別のボタンをクリックするまでアクティブです。

[ズーム]

プレビュー イメージを拡大または縮小できる虫めがねの形をしたカーソルが表示されます。イメージを拡大するには、クリック ボタンを押したままカーソルを画面の上の方へドラッグします。イメージを縮小するには、クリック ボタンを押したままカーソルを画面の下の方へドラッグします。

[窓ズーム]

指定した窓を拡大して表示します。[窓ズーム]は、ズーム カーソル、画面移動カーソルとともに使用できます。

[前画面ズーム]

最初の用紙全体のプレビューを復元します。[前画面ズーム]は、ズーム カーソル、画面移動カーソルとともに使用できます。

[プレビュー ウィンドウを閉じる]

[プレビュー]ウィンドウを閉じます。