XPLODE[拡張分解] (コマンド)

結果として得られるオブジェクトのプロパティを指定して、複合オブジェクトをその構成要素となっているオブジェクトに分解します。

選択されたオブジェクトの数と(そのうちの)分解できないオブジェクトの数が示されます。

次のプロンプトが表示されます。

[個別(I)]

選択したオブジェクトに一度に 1 つずつ変更内容を適用します。各オブジェクトに対して次のプロンプトが表示されます。

[すべて(A)]

分解後の構成要素オブジェクトの色、線種、線の太さ、画層を設定します。色、線種、線の太さ、画層に関するプロンプトが表示されます。

[色(C)]

分解後のオブジェクトの色を設定します。

  • bylayer と入力すると、分解されるオブジェクトの画層の色が継承されます。
  • byblock と入力すると、分解されるオブジェクトの色が継承されます。
  • t と入力すると選択したオブジェクトに True Color が使用されます。
  • co と入力すると、選択したオブジェクトに、ロードされているカラー ブックの色が使用されます。
[画層(LA)]

分解後の構成要素オブジェクトの画層を設定します。既定オプションでは、分解オブジェクトの画層の代わりに、現在の画層を継承するようになっています。

[線種(LT)]

分解後の構成要素オブジェクトの線種を設定します。

    bylayer と入力すると、分解されるオブジェクトの画層の線種が継承されます。

    byblock と入力すると、分解されるオブジェクトの線種が継承されます。

[線の太さ(LW)]

分解後の構成要素オブジェクトの線の太さを設定します。

[親ブロックから継承(I)]

構成要素オブジェクトの色、線種、線の太さが ByBlock でオブジェクトが画層 0 に描かれている場合に、構成要素オブジェクトの色、線種、線の太さ、画層を分解後のブロックと同じに設定します。

[分解(E)]

EXPLODE[分解]コマンドと同じ方法で、複合オブジェクトをその構成要素となっているオブジェクトに分解します。

[一括(G)]

選択したすべてのオブジェクトに変更内容を適用します。