3D 表示の動作速度に影響を与えるオプションを設定します。
次のプロンプトが表示されます。
- [アクセラレーション(L)]
- 3D でソフトウェア アクセラレーションまたはハードウェア アクセラレーションを使用するかどうかを指定します。
- [ハードウェア(H)]
- ハードウェア アクセラレーションを指定します。ハードウェア グラフィックス カードを使用して作図作業を実行する場合に選択します。これにより、作図時間が高速になります。
- [ソフトウェア(S)]
- ソフトウェア アクセラレーションはサポートされません。スクリプトとの互換性のためにのみ提供されています。
- [終了(X)]
- コマンドを終了します。
- [レンダリング モードの最適化(A)]
- パフォーマンスが指定した最小許容速度(フレーム数/秒)を下回った場合に、表示効果をオフにするか、最小限にします。[ワイヤフレーム]表示スタイルでは、表示されるベクトルの数が減ります。他の表示スタイルでは、表示レベルが[シェード]表示スタイルのレベルまで落ちます。
- [一般的なオプション(G)]
- ハードウェアに依存しないパフォーマンス関連オプションを設定します。
- [面をスムージング(S)]
- ビューポートにレンダリングして表示したときに、ポリメッシュ オブジェクトの面をスムージングします。このオプションは、3DSIN[3DS 読み込み]コマンドで読み込んだオブジェクトを使用する場合、または PFACE[ポリメッシュ]オブジェクトを使用する場合に役立ちます。有効にすると、図面内のすべてのオブジェクトがスムージングされることに注意してください。スムージングしたくないオブジェクトが存在する場合、他のオブジェクト タイプを使用してモデルを再作成してください。
- [ダイナミック分割(D)]
- 図面内のオブジェクトの滑らかさを決定するオプションを設定します。オブジェクトは、多くの短い線(球を作図するときは三角形)を使用して作図されます。これらの線は、 「面分割線」と呼ばれます。面分割線を多く使用すると、図面のオブジェクトはより滑らかに見えます。[ダイナミック分割(D)]がオンの場合は、次の値を設定することができます。
- [サーフェスの分割(S)]: 図面内のサーフェスの精細量を決定します。値が大きいほど精細は高くなりますが、使用する面分割線は多くなり、使用するメモリ量も多くなります。
- [曲線の分割(C)]: 図面内の曲線の精細量を決定します。値が大きいほど精細は高くなりますが、使用する面分割線は多くなり、使用するメモリ量も多くなります。
- [キャッシュする分割(T)]: メモリとパフォーマンスの要件に従って、システムを環境設定します。3D キャッシュには、少なくとも 1 つの分割が必ず格納されています。このオプションを 1 に設定すると、すべてのビューポートの分割は同じになり、拡大または縮小したときに、図面のオブジェクトが再作図されることがあります。このオプションを 2 以上に設定すると、異なるビューを持つ複数のビューポートがあるときに便利です。値を大きくするほど、必要なメモリ量は多くなります。
- [裏面省略(D)]
- オブジェクトを作図するとき、裏面が省略されます。球のようなオブジェクトでは、裏面を省略した効果が表示されないことがあります。省略しなくても、裏面は表示されないからです。裏面を省略した効果が表示されるのは、上面のないオブジェクトなどです。裏面を省略すると、パフォーマンスが改善します。
- [透過の品質]
- 透過性の質を調整します。[低(高速)]を選択すると、速度を低下させることなく網戸を通してイメージを見るような効果の透過性が実現します。[中(M)]は、ソフトウェア モードでは既定です。これを選択すると、ブレンド処理が行われてイメージの画質が改善されます。[高(H)]は、ハードウェア モードでは既定です。これを選択すると、視覚的に自然なイメージが生成されますが、図面の描画速度は低下します。透過性を表示するには、[マテリアル(M)]オプションもオンにしておく必要があります。
注: 透過性を表示するには、[マテリアル(M)]オプションもオンにしておく必要があります。
- [印刷エミュレーション(P)]
- 印刷エミュレーションはサポートされません。スクリプトとの互換性のためにのみ提供されています。
- [終了(X)]
- コマンドを終了します。