溶接記号の規格の履歴の更新

溶接記号が、最新の ISO 規格(ISO 2553:2019)および JIS 規格(JIS Z 3021:2016)の履歴をサポートするようになりました。

新しい ISO 2553:2019、ISO 4063:2009、および JIS Z 3021:2016 規格の履歴のサポートが追加されたため、AutoCAD Mechanical で作成されたドキュメントに、溶接記号の最新の履歴を使用して注釈を付けることができます。

注: AutoCAD Mechanical ツールセットは引き続きすべての前バージョンの履歴をサポートし、以前のリリースで作成されたドキュメントを、溶接規格を更新せずに、開いたり、編集したり、保存することができます。旧ファイル形式で溶接記号の新しい履歴を保存すると、溶接記号がブロックに変換されます。

[オプション]ダイアログ ボックス

AutoCAD Mechanical 2022 ツールセットでは、新しい ISO 規格または JIS 規格の履歴が新しい図面の既定の規格として使用されます。旧形式の図面を開くと、既定の規格が古い規格の履歴に変更されます。[オプション]ダイアログ ボックスで、規格の履歴を変更することができます。

[溶接設定]ダイアログ ボックス

[溶接設定]ダイアログ ボックスに、最新の ISO および JIS の履歴が表示されます。対応する溶接記号と裏当て記号も[記号]フィルタに一覧表示されます。

[溶接記号]ダイアログ ボックス

[溶接記号]ダイアログ ボックスに、新しい溶接の注釈と、要素記号および追加記号の履歴が含まれています。
さらに、[溶接記号 JIS]ダイアログ ボックスに、マルチ基準線サポート用の新しいスペーサおよびコントロールが含まれています。

プロパティ パレット

プロパティ パレットで、すべての溶接記号のプロパティを表示および修正できます。