AutoCAD ブロックの代わりにフォルダを使用して、コンポーネント ビュー内のジオメトリを再利用します。
一般的な使用方法については次の例を参照してください。
フォルダにiはブロックと同様の定義があり、複数回インスタンス化することができます。ブロックと同じように、定義は図面のグラフィック以外の領域に保存されます。フォルダ定義への変更内容がそのフォルダのすべてのインスタンスに反映される点も、ブロックに似ています。
フォルダはブロックに非常によく似ていますが、大きな違いがあります。最も大きな違いは、REFEDIT[インプレイス参照編集]のような特別な編集モードを使用せずに、フォルダの内容を編集できることです。次に大きな違いは、フォルダのすべてのインスタンスがMechanical ブラウザに表示されることです。Mechanical ブラウザでフォルダ アイコンを右クリックし、ジオメトリへのズームや表示設定の適用などの操作を実行できます。
この例では、フォルダ Groove:1 に上位の溝が格納され、配列複写によって他のフォルダが作成されています。フォルダは自動調整されるので、1 つの溝を修正すると、すべての溝が更新されます。
この例では、フォルダ Profile:1 に上位のホイール プロファイルが格納されています。Profile:2 はこのフォルダの別のインスタンスであり、Profile:1 をミラー化して作成しています。一方のプロファイルを変更すると、他方が自動的に更新されます。