部品表を作成したら、[部品表]ダイアログ ボックスから部品表データを編集できます。
一般的な編集操作は次のとおりです。
部品表全体、または選択した行だけを並べ替えることができます。最大 3 つの並べ替え基準を指定できます。
部品表では、指定されたパーツの作成順序に従って各項目の項目番号が決められます。自動的に割り当てられた項目番号を変更できます。ある項目の項目番号や行のグループを変更したり、特定の並べ替え順序を反映するように部品表全体を再番号付けできます。
[Shift]を押したまま列内のセルの範囲を選択すると、[設定値]ツールバー ボタンで、値を同時に変更できます。
図面に表示されない項目を部品表に含める場合もあります。このような場合、部品表に手動で行を追加します。
[部品表]ダイアログ ボックスで式を編集する機能は、1 つのパーツの値だけを丸める必要がある場合に役立ちます。式のバーで直接式を編集することも、式ビルダを起動して、システムで式の作成が支援される環境で式を作成することもできます。
パーツ一覧からパーツまたはアセンブリを一時的に削除する必要がある場合もあります。しかし、後で再追加する可能性もあるため、項目を部品表から削除するのは適切ではありません。パーツ一覧から除外される部品表の項目はすべてのパーツ一覧から削除されますが、部品表にはそのまま残ります。
部品表自体から項目を削除する場合もあります。通常は図面内に含まれていたコンテキストを提供するパーツやアセンブリです。Mechanical ストラクチャを使用する場合、このようなパーツを参照コンポーネントとして設定でき、それらはすべての部品表から削除されます。Mechanical ストラクチャを使用しない場合、対応するパーツ参照を削除できます。また、[削除]ツールバー ボタンを使用して、部品表アイテムを削除することもできます。この場合、項目は現在の部品表からは削除されますが、その他の部品表にはそのまま残ります。
パーツ参照を使用している場合にのみ関連してくるいくつかの編集操作があります。例を次に示します。
同一のパーツ参照でマークされたパーツが、部品表で 2 つの別々のパーツとして表示される場合があります。そのような場合、行を手動で結合できます。結合する行がシステムにより検証され、2 つのパーツが異なる場合(同一のデータがないパーツ参照)は結合されません。また、結合された行を分割することもできます。
図面枠部品表に、図面枠の外側に存在するパーツ参照を含めたい場合や、以前に削除されたパーツ参照を追加したい場合があります。[部品表]ダイアログ ボックスのツールバーで ボタンをクリックし、パーツ参照を選択することで、手動でパーツ参照を含めることができます。
部品表全体に対して実行できる編集操作もあります。例を次に示します。
部品表を削除すると、その部品表から派生したパーツ一覧およびバルーンもすべて削除されます。部品表は削除しても、再作成できます。部品表では、図面から適切なすべてのパーツやアセンブリの情報が抽出され、自動的に設定されます。ただし、削除した部品表に手動で部品表項目を追加していた場合は、追加し直す必要があります。
図面枠部品表は BORDER という名前で、その後に数値が続きます。部品表をすばやく識別できるように、より分かりやすい名前を付けることもできます。Mechanical ストラクチャを使用する場合でも、部品表の名前を変更できます。たとえば、コンポーネントまたは注釈ビューの名前を変更する場合、それに合うように部品表の名前を変更できます。