概要 - 履歴行(AutoCAD Mechanical ツールセット)

履歴一覧は、行ブロックを含む 1 つのブロックです。図面または表題欄の任意の場所に履歴一覧を挿入できます。履歴一覧は規格によって異なり、各履歴一覧は上から下、または下から上に挿入できます。AMOPTIONS[オプション]コマンドを使用して、一覧の挿入点の変更もできます。

アセンブリ図面の設計作業を終えてから、履歴リスト コマンドを実行します。

AMCATALOG[アセンブリ カタログ設定]または XATTACH[外部参照アタッチ]コマンドを使用して、アセンブリ図面から複数の詳細図面を挿入できます。外部参照ブロックをまったく変更していない場合は、なにも変化がないように見えます。しかし内部では、ブロックの日付が、履歴リスト コマンドによって定期的にチェックされています。詳細図面で作業するためにアセンブリ図面をそのままにしておく場合も、履歴リスト コマンドをオンにしておくことをお勧めします。外部参照ブロックを修正すると、変更の完了時にダイアログ ボックスが表示されます。

変更内容に関するエントリを作成できます。[OK]を押して選択内容を確定すると、次のメッセージが表示されます。

履歴リストに変更点を追加 <Y>:[ENTER]キーを押してください。

履歴コントロール

挿入点:

注:
  • 詳細図面を閉じて、アセンブリ図面を再度開くと、履歴行の挿入を求めるプロンプトが表示されます。
  • 履歴一覧の設定がオフ(既定)の場合は、変更内容は改訂されます。設計段階では、この動作が標準です。
  • 履歴のオプションがオンの場合は、前回の変更日時と現在の日時が比較されます。複数の外部参照が存在する場合は、すべての日時が調査されます。外部参照を 1 つ以上修正した場合は、それに応じて一覧も更新されます。
  • AutoCAD Mechanical ツールセット は外部参照とそのコメントを保存します。履歴一覧が更新され、修正された外部参照の数に応じて変更されます。
  • このリストから、多数の外部参照が変更されたか、または 1 つの外部参照に複数の変更が行なわれたかが分かります。