注記テンプレートには、注記の既定として使用される定義済みの注記文字が含まれています。それらは通常、式であるため、注記の表示では、状況に応じて最も適切な注記文字が決定されます。
注記テンプレートを作成するには、次の 2 つの方法があります。
- AMNOTE[引出線注記]コマンドを使用してテンプレートを作成します。
引出線注記を適切なオブジェクトにアタッチして、式を指定します。その後で、式をテンプレートとしてシンボル ライブラリに保存します。この方法の利点は次のとおりです。
- テンプレートが適切なオブジェクト タイプに自動的に関連付けられます。
- 参照(変数)がフィルタ処理され、適用可能な参照のみを選択できます。
- 式をレンダリングすることにより、式が正しいことをすぐに確認できます。
- [オプション]ダイアログ ボックスからテンプレートを作成します。
この方法の利点は次のとおりです。
- 図面領域で注記記号を作成する必要がありません。
- 別の図面からライブラリを読み込む場合、フィルタを切り替えることによって重複を確認して除外することができます。
次の内容をお勧めします。
- AMNOTE コマンドを使用して式を作成し、それをテンプレートとしてシンボル ライブラリに追加します。
- 別の図面からシンボル ライブラリを読み込む場合にのみ、[オプション]ダイアログ ボックスを使用します。
会社の規格の .dwt ファイルを設定し、その .dwt ファイルにすべてのカスタムの注記テンプレートを含める場合は、次のように実行します。
- .dwt ファイルで必要なすべての式を作成して、それをシンボル ライブラリに追加します。
- .dwt ファイルを開いて、注記用のシンボル ライブラリを読み込みます。
- 注記テンプレートのすべてのカテゴリを確認して、重複を除外します。
- 各カテゴリの既定のテンプレートを選択します。