コンテンツを作成する際に時間を節約するために役立つ、便利なヒントとテクニックを以下に示します。
寸法拘束をすべてのビューでリンクさせるには、ファミリ テーブルを使用します。このため、寸法拘束には、ビュー間で同じ名前を使用する必要があります。名前付けに何らかの規則を使用すれば、ビュー間で同じ寸法拘束に異なる名前を付けてしまう可能性を最小限に抑えることができます。また、ドラッグによるサイズ変更中に、エンド ユーザには寸法拘束の名前が表示されます。このため、表示されたときにエンド ユーザにとってわかりやすい名前を寸法拘束に付ける必要があります。
寸法拘束の計算に式は使用しないでください。代わりにファミリ テーブルを使用してください。ファミリ テーブルには、同じパーツまたはフィーチャの複数のビューからアクセスできます。パラメータ管理(と式)は、該当するビューでしか使用できません。[ファミリ テーブル]の詳細については、「ファミリテーブルで使用できるサイズを定義する」を参照してください。
複数のビューで拘束が使用されていない場合にのみ、式を使用して寸法拘束を計算します。
AutoCAD Mechanical ツールセット では、コンテンツ ライブラリからパーツまたはフィーチャを挿入する際、前景の閉じた輪郭線すべてに対して "隠線処理の計算" が実行されます。前景の閉じた輪郭線の数がきわめて多い場合、挿入時にシステム リソースが不足する可能性があります。場合によっては、閉じた輪郭線の数がすぐにはわからないことがあります。たとえば、閉じた輪郭線が配列に追加されていて、挿入時に大量のコピーが計算処理されると、最初のうちは閉じた輪郭線の数が問題のない範囲であっても、最終的には膨大な量の閉じた輪郭線が生成されます。