AutoCAD Mechanical ツールセット では、AMCHAM2D[2D 面取り]コマンドを使用して、コーナーを面取りすることができます。線分、ポリライン、構築線、放射線の各オブジェクトを使用して、コーナーを形成することができます。
AutoCAD の対応するコマンド(CHAMFER[面取り]コマンド)と同様に、AMCHAM2D では、平行でない線分を延長またはトリムして、斜めに切断したエッジと接続します。どちらのコマンドを使用しても、面取り距離を指定する方法、および距離と角度を指定する方法で、面取りを作成することができます。ただし、AMCHAM2D には、CHAMFER で実行できない機能が複数あります。例を次に示します。
AMCHAM2D コマンドを使用する場合、リボンから面取り作成オプションにアクセスできます。コマンドを実行すると、即座に[面取りオプション]リボン コンテキスト パネルが現在のタブに追加されます。必要に応じて、システム変数 AMCHAM2DTAB を 0 に設定することで、このリボンをオフにすることができます。このコンテキスト パネルを表示しない場合、面取りオプションは、[面取り]ダイアログ ボックスで指定します。このダイアログ ボックスにアクセスするには、[セットアップ(S)]コマンド ライン オプション(AMCHAM2D コマンド)を使用します。
AMRECTANG[長方形]コマンドでは、コーナーが面取りされた長方形をオプションで作成することができます。面取り距離の既定は、AMCHAM2D コマンドまたは AMRECTANG コマンドで前回使用された面取り距離になります。