イメージ フレームは AutoCAD オブジェクトとして扱われるため、MOVE[移動]、COPY[複写]、ROTATE[回転]、SCALE[尺度変更]などの標準の AutoCAD コマンドを使用してイメージを修正できます。
AutoCAD のグリップ編集機能を使用してイメージのフレームやベクトルを選択して、図形編集コマンドを選択することもできます。ラスター イメージとベクトル オブジェクトを一緒に選択セットに含めることにより、それらを同時に編集することもできます。
よく使う AutoCAD コマンド:
| 使用する AutoCAD コマンド... | 操作内容 |
|---|---|
| REGEN[再作図] | イメージの表示順序を正しく復元します。イメージを編集すると、そのイメージは図面内の他のイメージの最前面に配置されます。AutoCADの REGEN[再作図]コマンドを使用すると、イメージが正しい表示順序に復元されます。 |
| LAYER[画層管理] |
イメージの表示を管理します。イメージをそれぞれ別の画層に挿入してから LAYER[画層管理]オプションを使用してイメージ画層の表示/非表示、フリーズ、色変更、または編集禁止にするためのロック設定を行います。 |
| ZOOM[ズーム]と PAN[画面移動] |
イメージのズームと画面移動を行います。 |
| UNDO[元に戻す] |
AutoCAD Raster Design ツールセット コマンドの効果を取り消します。 |
| DVIEW[3D ダイナミック ビュー] |
UCS を任意の角度に回転し、イメージを別の角度から表示します。 注: VPOINT[3D視点]コマンドを使用して、図面の 3D 視点を 0,0,1 以外に変更すると、イメージを編集できなくなります。
|
| PLOT[印刷] |
イメージを印刷出力します。 |
| SCALE[尺度変更] |
REM オブジェクトまたは挿入を尺度変更します。 |
| DYNMODE[動的モード] |
非表示(0)、ポインタ入力(1), 寸法入力(2), またはその両方の入力(3)を指定するためにダイナミック入力変数を設定します。 |
| OSNAP[オブジェクト スナップ] |
イメージ フレームおよび REM オブジェクトにスナップします。 |