この練習では、ベクトルで定義されたパスをフォローし、途中でときどき停止して高度を入力します。
3D ポリライン フォローは、既存のラスターをデジタル化しないという点で他のフォローとは異なっています。このフォローの決定点は、パスの頂点またはラスターとの交点のどちらかです。各決定点において、高度情報が要求されます。高度情報は以下の 3 つの方法で指定できます:
[Raster Design オプション]ダイアログ ボックスを開く
[オプション]を選択します。
この設定により、ベクトル線を新規に作成する方法と、ラスター等高線が検出されたときに使用する既定値の高度をコントロールします。既存のベクトル ポリラインとともに、頂点とラスター交差点のすべてが、新しい 3D ブレークラインに使用されます。
3D ブレークラインを作成する
[ベクトル化ツール]
[3D ポリライン フォロー]を選択します。

カーソルがポリラインの右端に移動し、標高の入力の待機状態になります。
コマンド ラインで、ルーチンが使用している高度を調べます。高度がゼロの場合、それはポリラインの頂点であり、[補間(I)]オプションを使用してその高度を計算する必要があります。コマンド ラインに高度が表示されている場合、それはラスターとベクトルが交差する点であり、プログラムはオプションで指定されている間隔を元にその点の高度を割り出します。分かっている高度を随時入力できます。
現在の画層に新しい 3D ポリラインが作成されています。このポリラインを一覧表示すると、各頂点の高度を確認できます。頂点の中には高度が補間されたものや、その頂点でラスター等高線が元のポリライン パスと交差しており一定間隔の高度を持つものがあります。

標高値を Z 値とする各頂点の座標が表示されます。