イメージの編集

AutoCAD のイメージ関連コマンドを使用すれば、明るさやコントラストなどのイメージ表示値を修正したり、イメージをクリップして図面にイメージの一部のみを表示することができます。ただし、これらの調整は表示にのみ反映されます。AutoCAD 単独でイメージのピクセルを編集して保存することはできません。

AutoCAD Raster Design ツールセット は、AutoCAD と併用してイメージを編集し、保存するために設計されたものです。たとえば、AutoCAD Raster Design ツールセット の[ヒストグラム] (iHistogram)コマンドを使用してイメージの明るさやコントラストを調整し、その編集内容をイメージ ファイルに保存することができます。こうすると、そのイメージ ファイルを含む図面を開いたときに、適正な明るさやコントラストのイメージが表示されます。

AutoCAD の IMAGEADJUST[イメージ調整]コマンドを使用して[イメージ調整]カラー マップを編集してから、そのイメージを別の図面に挿入した場合、すべての図面に挿入された各イメージも同じように調整する必要があります。