drag_influence

この drag_influence を使用すると、空気抵抗の効果をシミュレートできます。drag_influence を指定するだけで、シミュレーション速度は減衰します。これに、加速度を加える他のいずれかのインフルエンス ノードが接続されている場合は、速度が 0 になるように減衰するのではなく、その加速度に向かってモーションが減衰します。これにより、水のような媒体が流れている状況で生じる、大きな抵抗をシミュレートできます。

このノードを使用するには、simulate_aerosimulate_particlessimulate_mpm などのシミュレート ノードの influences 入力に接続します。

入力

influence

オプションとして、インフルエンス フィールド out_influence をこのポートに接続することができます。たとえば、mask_influence ノードを接続して、このインフルエンスの効果をマスクすることができます。任意の個数のインフルエンス フィールドをデイジー チェーンに追加して、複雑なフィールドを作成することができます。

enable

この効果を無効にするには、オフにします。無効にすると、ノードは通過ノードになります。インフルエンス入力ポートに接続された他のインフルエンス フィールドは、これを無効にしても、引き続きアクティブなままになります。

drag

速度がインフルエンス速度の方向に引っ張られる速度。他のインフルエンス ノードが互いに連結されている場合を除き、0 になります。

出力

out_influence

シミュレーション ノードや他のインフルエンス ノードに接続できる出力インフルエンス オブジェクト。