file_cacheシミュレーションをファイルに書き込むことによって、キャッシュしたり読み込むことができる実験ノード。
これは、将来変更される可能性がある実験的なノードです。このノードを使用するコンパウンドとグラフは、今後のバージョンの Bifrost では適切に機能しない可能性があります。
このノードは、シミュレーションの上流(右側)のグラフに表示されます。シミュレーションをディスクにキャッシュしたり、ディスクからシミュレーションのキャッシュを読み込むことができます。Lazy mode を使用すると、ディスク上のファイルの有無によって「読み取り」から「書き込み」に動的に切り替えることができます。
.bob (Bifrost オブジェクト)ファイル、Alembic ファイル、OpenVDB ファイルを書き込むことができます。filename パラメータの拡張子によってファイル タイプを管理します。ファイルの末尾が「.abc」の場合は Alembic、「.vdb」の場合は OpenVDB として書き込まれ、「.bob」(またはその他の拡張子)の場合は Bifrost オブジェクト ファイルとして読み書きされます。
filename で、シミュレーションのキャッシュにファイル パスを設定します。ホーム フォルダの $HOME などの環境変数が含まれる場合があります。objects に接続し、出力として out_objects を使用します。lazy mode に設定します。ModeLazy mode は、ディスク上のフレームの有無によって、読み取りモードと書き込みモードを切り替えます。このモードは、スクラブ可能で再開可能なキャッシュに使用できます。Write mode は、上流からプルし、フレームを書き込み、ジオメトリを渡します。Read mode は、上流からプルせず、フレームを読み込み、ジオメトリを出力します。Passthrough mode は、常に上流からプルします。何かを書き込むことはなく、ジオメトリを渡します。これらの設定の詳細については、write_Alembic および write_OpenVDB のドキュメントを参照してください。これらのノードは内部で使用されます。File cache の機能と制限事項は、これらのノードと同じです。
active_frame_range が有効な場合、指定したフレーム レンジ外の passthrough の動作がノードの既定の動作になります。inverted が有効な場合、指定したフレーム レンジ内の passthrough の動作に切り替わります。