modifier_influence

モディファイア インフルエンスを使用すると、voxel_densitypoint_velocitypoint_size などのシミュレーション プロパティの値を置換、加算、乗算、またはクランプすることができます。

このノードを使用するには、simulate_aerosimulate_particlessimulate_mpm などのシミュレート ノードの influences 入力に接続します。

入力

influence

オプションとして、インフルエンス フィールド の out_influence をこのポートに接続することができます。たとえば、mask_influence ノードを接続して、このインフルエンスの効果をマスクすることができます。任意の個数のインフルエンス フィールドをデイジー チェーンに追加して、複雑なフィールドを作成することができます。

enable

この効果を無効にするには、オフにします。無効にすると、ノードは通過ノードになります。インフルエンス入力ポートに接続された他のインフルエンス フィールドは、これを無効にしても、引き続きアクティブなままになります。

property

変更するシミュレーション プロパティの名前。

operation

指定した値を使用して、指定したシミュレーション プロパティに適用する数学演算。

value

置換、乗算、または加算する値。一般に、プロパティと同じタイプになりますが、point_velocity などの float3 プロパティに単純な float 値を乗算して、速度をスケーリングする効果を得ることができます。

rate

演算が適用される速度。たとえば、速度が非常に大きい場合を除き、置換を行っても、シミュレーションに直ちに value が設定されることはありません。

enable_clamp

オンの場合は、定義されたプロパティの値がクランプされて、指定した minmax の値の間の値になります。クランプでは rate を使用しませんが、rate が 0 の場合でも値は直ちにクランプされます。数学演算を行わないでクランプのみを実行するには、rate を 0 にします。 現時点では、クランプが機能するのは、型が float および float3 のプロパティのみです。float プロパティの場合は、min と max の両方で float または scalarField タイプを使用してクランプできます。float3 プロパティの場合、min と max は float3 または vectorField にする必要があります。

min

クランプ先の最小の値(enable_clamp がオンの場合のみ有効)。 float、float3、scalarField、vectorField のいずれかを指定できます。

max

クランプ先の最大の値(enable_clamp がオンの場合のみ有効)。float、float3、scalarField、vectorField のいずれかを指定できます。

出力

out_influence

シミュレーション ノードや他のインフルエンス ノードに接続できる出力インフルエンス オブジェクト。