radial_influence

放射状インフルエンスは、指定したポイントに向かう方向に、または遠ざかる方向に加速度を適用します。また、このポイントまでの距離に伴って効果が減衰し、これに接続されている他のすべてのインフルエンス ノードも影響を受けます。

このノードを使用するには、simulate_aerosimulate_particlessimulate_mpm などのシミュレート ノードの influences 入力に接続します。

入力

influence

オプションとして、インフルエンス フィールド out_influence をこのポートに接続することができます。たとえば、mask_influence ノードを接続して、このインフルエンスの効果をマスクすることができます。任意の個数のインフルエンス フィールドをデイジー チェーンに追加して、複雑なフィールドを作成することができます。

enable

この効果を無効にするには、オフにします。無効にすると、ノードは通過ノードになります。インフルエンス入力ポートに接続された他のインフルエンス フィールドは、これを無効にしても、引き続きアクティブなままになります。

dropoff

ポイントまでの距離に基づいて効果の量をマスクします。値が 0.0 の場合は、あらゆる場所で効果が最大になります。値が 1.0 の場合は、center までの距離に伴い、効果が線形に減少します。値が大きいほど、速く減衰します。この減衰は、距離が 1 または 2 単位以内の場合は強くないことに注意してください。使用される式は、(1.0/pow(distance+1.0,dropoff))です。この式は、他のインフルエンスに対するポイント距離のマスクとして使用できます。マグニチュードを 0 に設定すると、加速度は適用されません。

center

放射状加速度の原点の位置。減衰は、このポイントまでの距離に基づいて行われ、このポイントに向かう方向に、または遠ざかる方向に加速されます。

magnitude

適用する加速度の強さ。正の値の場合は、中心から押し出し、負の値の場合は、中心に押し込みます。

drag

現在のシミュレーション速度を減衰させて、時間が経つにつれて速度が減少するようにします。drag の値が大きいと、シミュレーション速度が放射状の加速度に完全に置き換わり、加速度が継続的に増加することはなくなります。

出力

out_influence

シミュレーション ノードや他のインフルエンス ノードに接続できる出力インフルエンス オブジェクト。