turbulence_influence

乱気流インフルエンスは、カール ノイズに加速度を適用します。空気の乱流などの効果に役立ちます。カール ノイズの便利な点は、大気フローと同様に、生成される速度を圧縮できないため、パーティクルの煙シミュレーションがさらに自然になることです。このような場合、drag 値が大きいほど、パーティクルは時間と共に速度が増加することなく、カール ノイズに密接に従うようになります。

このノードを使用するには、simulate_aerosimulate_particlessimulate_mpm などのシミュレート ノードの influences 入力に接続します。

入力

influence

オプションとして、インフルエンス フィールド out_influence をこのポートに接続することができます。たとえば、mask_influence ノードを接続して、このインフルエンスの効果をマスクすることができます。任意の個数のインフルエンス フィールドをデイジー チェーンに追加して、複雑なフィールドを作成することができます。

enable

この効果を無効にするには、オフにします。無効にすると、ノードは通過ノードになります。インフルエンス入力ポートに接続された他のインフルエンス フィールドは、これを無効にしても、引き続きアクティブなままになります。

turbulence

シミュレーション速度に適用する加速度のマグニチュード。

frequency

ノイズのサイズをコントロールします。値が大きいほど、渦は小さくなります。シミュレーションによっては、スケールの大きな渦と小さな渦を両方含めたい場合があります。この場合は、それぞれ frequency が異なる複数の turbulence_influence を連結することができます。一般には、frequency 値が小さいほど、必要となる turbulence 値は大きくなります。

change_rate

カール ノイズが時間と共に増大する速度をコントロールします。値が 0 の場合は、乱気流の渦の数が一定になり、時間が経っても変化しなくなります。

drag

現在のシミュレーション速度を減衰させて、時間が経つにつれて速度が減少するようにします。drag の値が大きいと、シミュレーション速度が乱気流の加速度に完全に置き換わり、加速度が継続的に増加することはなくなります。これは、荒れた風によって押されている煙パーティクルをシミュレートするときに役立ちます。

出力

out_influence

シミュレーション ノードや他のインフルエンス ノードに接続できる出力インフルエンス オブジェクト。