vdb_influenceVDB インフルエンスは、VDB ファイル内の速度をシミュレーション速度に適用します。drag の値が大きく、force_scale が 1.0 の場合は、シミュレーションが VDB 速度に完全に従うようになります。
このノードを使用するには、simulate_aero、simulate_particles、simulate_mpm などのシミュレート ノードの influences 入力に接続します。
influenceオプションとして、インフルエンス フィールド out_influence をこのポートに接続することができます。たとえば、mask_influence ノードを接続して、このインフルエンスの効果をマスクすることができます。任意の個数のインフルエンス フィールドをデイジー チェーンに追加して、複雑なフィールドを作成することができます。
enableこの効果を無効にするには、オフにします。無効にすると、ノードは通過ノードになります。インフルエンス入力ポートに接続された他のインフルエンス フィールドは、これを無効にしても、引き続きアクティブなままになります。
force_scale加速度として適用するために使用する、vdb_file 内の速度に対する乗数です。
filenameVDB ファイルのベース ファイル名。
directoryVDB ファイルが格納されているフォルダのファイルパス。
force_attribute速度に使用する、VDB ファイル内のプロパティの名前。このプロパティは float3 型にする必要があります。
start_frameVDB ファイル内の、使用するフレーム レンジの先頭位置。
end_frameVDB ファイル内で使用するフレーム レンジの終了位置。
frame_offset適用する現在のフレームからのオフセット。frame_offset が 100 の場合は、VDB ファイル内のフレーム 1 がフレーム 101 になります。
position_scaleVDB フィールドのサイズをスケールします。
position_offsetVDB フィールドの位置を移動します。
drag現在のシミュレーション速度を減衰させて、時間が経つにつれて速度が減少するようにします。drag の値が大きいと、シミュレーション速度が VDB の加速度に完全に置き換わり、加速度が継続的に増加することはなくなります。パーティクルが VDB フローに正確に従うようにするには、drag および mask に大きな値を使用します。
out_influenceシミュレーション ノードや他のインフルエンス ノードに接続できる出力インフルエンス オブジェクト。