volume_scopeボリューム スコープによって、ボリュームを調べて診断情報を表示します。
速度に応じたフローライン、タイル ツリー構造、ボリュームの数値など、複数の方法でボリューム データを視覚化できます。
ボリュームまたはボリュームの配列(Aero シミュレーションの出力など)をボリューム プラグに接続し、出力を 1 つの出力に接続します。probe_geometry を接続して、サンプリングを行う場所をコントロールします。ボリュームを調べる診断ジオメトリの配列が視覚的に出力されます。
調査するボリュームの位置が、ポイント ベースのジオメトリ(メッシュ、ポイント、ストランド、インスタンス)の形式で表示されます。ジオメトリのポイントの位置(point_position)を使用します。
プローブ ジオメトリが指定されていない場合は、サンプリング ポイントの 3D グリッドが自動的に作成されます。divisions を使用してコントロールします。
sampler 設定は、ボリュームのサンプリング方法をコントロールします。
カリングによってサンプルを削除します。
プロパティによるカリングは、一部のプロパティで 0 (ゼロ)に近いサンプルを削除します。たとえば、カリングして、フォグの密度が 0 (ゼロ)の値を削除できます。
ジオメトリを指定して、culling_bounds_geometry でカリングすることもできます。
カリングは、プロパティごと、またはバウンディング ボックスごとに実行できます。
フローラインは、サンプリング位置で開始される strands であり、速度フィールドで流れを追跡します。フローラインは、ボリュームを経由して移流されるパーティクルのパスをシミュレートすると考えることができます。これは、プローブ ジオメトリ、サンプリング、カリング、およびカラーと連携して機能します。これは、voxel_velocity または他のベクトル プロパティに従って作成されます。
フローラインはフローのパーティクルのパスをシミュレートするため、パーティクルがフロー内にとどまる期間を指定することによって長さをコントロールします。パラメータ flowline_length_in_seconds は、パーティクルが移流される時間(秒)を設定します。フローの時間を長くすると、ストランドが長くなります。
flowline_samples_per_second は、時間内にサンプルの密度をコントロールし、生成されたカーブのスムージング パラメータとして機能します。flowline_samples_per_second を 100 に設定すると、0.05 秒のフローラインは 5 個のサンプルで構成され、1 秒のフローラインは 100 個のサンプルで構成されます。サンプルを多くすると、よりスムーズになりますが、計算に時間がかかります。
高、中、低の値に 3 つの色を指定できます。これらの色に再調整された値で、さまざまな形式の診断が描画されます。フローラインの速度では、これらの色は流速分布を表します。
サンプル位置で特定のプロパティをサンプリングし、フローラインのように色で表示できるポイント ジオメトリを作成します。これは、プローブ ジオメトリ、サンプリング、カリング、およびカラーと連携して機能します。
数値表示では、サンプル位置の値を数値で表します。
パラメータ display_tile_tree を使用すると、マルチ解像度ボリュームを階層で表示できます。最も深い n レベル(visible_levels)が表示されます。これは、ボックスと strands のアウトラインで視覚化されます。これは、カリングとカラーと連携して機能します。
高解像度のタイルは、high_color で描画されます(既定は赤色)。中解像度のタイルは mid_color (既定は緑色)、低解像度のタイルは low_color (既定は青色)で描画されます。表示されるボックスは、ボクセルではなくタイルです。各タイル内には、ボリュームの設定に応じて約 5x5x5 の実際のボクセルのミニグリッドが表示されます。
これは、カリング ジオメトリとカラーと連携して機能します。