constrain_mpmシミュレーション中に適用されるソース ジオメトリの point_position にコンストレイントを作成するには、このコンパウンドを使用します。コンストレイントを使用すると、入力 mpm_source ジオメトリまたは constraint_geometry のアニメーション モーションに従って特定のポイントを強制的に移動できます。ポイントがコンストレイントされる位置は、ターゲット位置といいます。コンストレイントには、偏差が許容されないハード コンストレイントと、モーションに対するガイドとして機能するソフト コンストレイントがあります(strength 入力を参照)。注: 移動しない入力を指定して、ソースが静止状態を維持するようにコンストレイントすることもできます。
mpm_source 入力は、make_mpm_cloth の cloth_source 出力、make_mpm_fiber の fiber_source 出力、または make_shell_fiber の shell_source 出力に接続する必要があります。このコマンドからの out_mpm_source 出力は、simulate_mpm の sources 入力に接続する必要があります。make_mpm_cloth と simulate_mpm の間で複数の constrain_mpm コンパウンドを連結することもできます。競合するコンストレイントが同じポイントに適用される場合は、最後に追加されたコンストレイントによって以前のコンストレイントがオーバーライドされます。
mpm_sourceコンストレイントは、アタッチされている任意の数の mpm_source に適用されます。constraint_geometry が指定されていない場合は、ターゲット位置を設定する際に、入力ジオメトリのモーションが使用されます。
constraint_geometryconstraint_geometry 入力の bounds_shape 内にある mpm_source 入力ジオメトリのすべてのポイントがコンストレイントされて、start_frame と現在のフレームの間の constraint_geometry の相対トランスフォームに従うようになります。トランスフォームは、以下の 2 つの方法で計算できます。
constraint_geometry に float4x4 プロパティ transform がある場合は、これが使用されます。コンストレイントするポイントはソースの start_frame 上で決定され、シミュレーション中は更新されません。ただし、これらのターゲット位置および強さは、シミュレーション全体を通して更新されます。
enable_constraintsコンストレイントを追加する必要があるかどうかを指定します。
start_frameシミュレートされたソース ジオメトリのコンストレイントを開始するフレームです。
use_end_frameend_frame の後にコンストレイントを非アクティブにするかどうかを指定します。
end_frameuse_end_frame が有効な場合に、シミュレートされたソース ジオメトリがコンストレイントされる最終フレームです。
strength強さが 0 の場合は、コンストレイントされません。強さが 1 の場合は、ハード(絶対)コンストレイントになります。小数値を指定すると、ソフト コンストレイントになり、ソースはレスト長がゼロのバネに接続されている場合と同様に動作します。
use_color_setコンストレイントの強さをスケールする際に、カラー セット プロパティ値を使用するかどうかを示します。
color_set_name入力 mpm_source のジオメトリのカラー セットの名前です。ウォッチポイントを追加して、入力ジオメトリのカラー セット名前および型を確認します。アルファ、RGB、RGBA チャネルにカラーを設定して、カラー セットを浮動小数にマッピングします。
bounds_shapeコンストレイントする必要があるポイントを決定する場合に、constraint_geometry 入力のうち、軸に位置合わせされたバウンディング ボックスとバウンディング球のどちらを使用するかを指定します。