compute_velocity

指定したジオメトリの 2 つのフレーム間の速度を計算して、ジオメトリに保存します。これは、シミュレーションで使用されるメッシュの移動速度を指定する場合に便利です。通常、シミュレーションでは入力ソース メッシュまたはコライダ メッシュの速度が自動的に計算されますが、カスタム ソルバで使用することもできます。また、convert_to_volume の前に使用して、ボリュームに速度を設定することもできます。このコンパウンドをループ(do_while や for_each など)内で呼び出すことはできません。ジオメトリの以前の状態を維持するのにフィードバック ポートが使用されるためです。ただし、オブジェクトの配列を渡すことによって配列を出力できるため、ループは必要ありません。

入力

geometry

単一のジオメトリまたはジオメトリの配列を接続します。これらには、現在、ポイント オブジェクトまたはメッシュを指定する必要があります。ポイントまたはトポロジの数が最終フレームから変更された場合、計算される速度は 0 になります。

start_frame

速度計算を開始するフレームです。計算される速度は、開始フレームまたはその前のフレームで 0 になります。以降のフレームでは、最終フレームとの位置の差を使用して速度が計算されます。

出力

out_geometry

計算された追加のジオメトリ プロパティ point_velocity および point_velocity_prev (前のフレームの速度)を持つ入力ジオメトリです(入力に応じて単一のオブジェクトまたはオブジェクト配列になります)。