MultipleBenchWithPipes

MultipleBenchWithPipes サブアセンブリは、必要に応じて小段を繰り返し生成しながら、切土排水法面または盛土排水法面を作成します。

小段排水溝の幅を定義できます。パイプは各小段に追加されます。ターゲット サーフェスへの最後の法面展開勾配は、小段の勾配と異なる場合があります。

アタッチメント

アタッチメント ポイントは、最初の切土法面または盛土法面の内側端部にあります。このコンポーネントは、右側または左側のどちらにもアタッチできます。

入力パラメータ

注: すべての寸法の単位は、特に注記がない限り、メートルかフィートです。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。

パラメータ	説明	タイプ	既定値
作成方向	サブアセンブリを配置する側を指定します。	左側/右側	右側
最大切土高さ	小段を配置せずに作成できる切土法面展開リンクの最大の高さ。	数値、正	15 ft 4.5 m
最大盛土高さ	小段を配置せずに作成できる盛土法面展開リンクの最大の高さ。	数値、正	10 ft 3.0 m
切土法面展開勾配	切土法面展開勾配の勾配。	数値、正	2 (: 1)
盛土法面展開勾配	盛土法面展開勾配の勾配。	数値、正	2 (: 1)
小段勾配 1	小段 1 の勾配。	数値、正	1 (: 1)
排水溝の深さ 1	小段 1 上面の排水溝の深さ。	数値、正	0.5 ft 0.15 m
排水溝の幅の内半 1	小段 1 上面の排水溝の川側端部から導水線までの幅。	数値、正	5 ft 1.5 m
排水溝の幅の外半 1	排水溝の導水線から小段 2 の下端までの幅。	数値、正	5 ft 1.5 m
小段勾配 2	小段 2 の勾配。	数値、正	1 (: 1)
排水溝の深さ 2	小段 2 上面の排水溝の深さ。	数値、正	0.5 ft 0.15 m
排水溝の幅の内半 2	小段 2 上面の排水溝の川側端部から導水線までの幅。	数値、正	6 ft 2 m
排水溝の幅の外半 2	排水溝の導水線から小段 3 の下端までの幅。	数値、正	3 ft 1 m
小段勾配 3	小段 3 の勾配。	数値、正	1 (: 1)
排水溝の深さ 3	小段 3 上面の排水溝の深さ。	数値、正	0.5 ft 0.15 m
排水溝の幅の内半 3	小段 3 上面の排水溝の川側端部から導水線までの幅。	数値、正	6 ft 2 m
排水溝の幅の外半 3	排水溝の導水線から小段 4 の下端までの幅。	数値、正	3 ft 1 m
小段勾配 4	小段 4 の勾配。	数値、正	1 (: 1)
排水溝の深さ 4	小段 4 上面の排水溝の深さ。	数値、正	0.5 ft 0.15 m
排水溝の幅の内半 4	小段 4 上面の排水溝の川側端部から導水線までの幅。	数値、正	3 ft 1 m
排水溝の幅の外半 4	排水溝の導水線から最後の法面展開リンクの下端までの幅。	数値、正	3 ft 1 m
パイプ 1 のサイズ	パイプ 1 の直径。	数値、正	4 inch 0.1 m
パイプ 1 のオフセット	小段 1 のエッジからのパイプ 1 のオフセット。	数値、正	5 ft 1.5 m
パイプ 2 のサイズ	パイプ 2 の直径。	数値、正	4 inch 0.1 m
パイプ 2 のオフセット	小段 2 のエッジからのパイプ 2 のオフセット。	数値、正	5 ft 1.5 m
パイプ 3 のサイズ	パイプ 3 の直径。	数値、正	6 inch 0.15 m
パイプ 3 のオフセット	小段 3 のエッジからのパイプ 3 のオフセット。	数値、正	5 ft 1.5 m
パイプ 4 のサイズ	パイプ 4 の直径。	数値、正	8 inch 0.2 m
パイプ 4 のオフセット	小段 4 のエッジからのパイプ 4 のオフセット。	数値、正	5 ft 1.5 m

ターゲット パラメータ

このセクションでは、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細については、「コリドー ターゲットを指定するには」を参照してください。

パラメータ	説明	ステータス
法面展開サーフェス	法面展開サーフェスの名前。ターゲットとして使用できるオブジェクト タイプはサーフェスです。	必須
パイプ 1 のオフセット	パイプ 1 の[オフセット]を変更し、パイプ 1 とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。オフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 1 の標高	パイプ 1 の[標高]を変更する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 2 のオフセット	パイプ 2 の[オフセット]を変更し、パイプ 2 とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。オフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 2 の標高	パイプ 2 の[標高]を変更する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 3 のオフセット	パイプ 3 の[オフセット]を変更し、パイプ 3 とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。オフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 3 の標高	パイプ 3 の[標高]を変更する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 4 のオフセット	パイプ 4 の[オフセット]を変更し、パイプ 4 とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。オフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション
パイプ 4 の標高	パイプ 4 の[標高]を変更する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。	オプション

ランタイム ロジックの割り当て

なし。

出力パラメータ

なし

動作

最初のヒンジ ポイントをアタッチメント ポイントに設定します。ヒンジ ポイントの標高をターゲット サーフェスと比較して、横断が切土条件か盛土条件のどちらであるかを特定します。指定された[法面展開線の勾配]を使用して、ターゲット サーフェスとの交点を計算します。交点までの高さが[法面展開の最大高さ]を超える場合は、[小段の高さ]のリンクを挿入し、小段を追加します。次に、ヒンジ ポイントを小段の外側の端にリセットします。法面展開リンクが[法面展開の最大高さ]より小さくなるまで、このプロセスを繰り返します。小段はそれぞれ小段の深さと幅ごとに入力パラメータを最大 4 つまで使用します。

各小段では、入力パラメータで指定した距離にパイプが挿入されるか、オフセットと標高のターゲットを使用してパイプが変更されます。パイプ サイズ 0 を指定するとパイプは省略されます。

レイアウト モードの操作

レイアウト モードでは、このサブアセンブリは最初の盛土勾配を 5 つのユニットで描画します。

ポイント、リンク、およびシェイプ コード

次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。

ポイント、リンク、またはシェイプ	コード	説明
P1	Hinge
P2、P5、P8、P11	Bench_In
P3、P6、P9、P12	Ditch
P4、P7、P10、P13	Bench_Out
P25 ～ P29	Daylight
P35、P38、P40、P42	PipeCenter
P36、P39、P41、P43	Pipe_Invert
L1、L4、L7、L10	Top、Datum、Bench
L2、L3、L5、L6、L8、L9、L11、L12	Top、Datum、Swale
L24、L26、L27、L28	Top、Datum、Daylight
L34、L35、L36、L37	パイプ

コード図