[サーフェスから縦断を作成]ダイアログ ボックス

親線形からのオフセット位置にある縦断を含めた、既存のサーフェスから縦断を作成するには、このダイアログ ボックスを使用します。

ここで作成した各縦断は、平面線形および 1 つまたは複数のサーフェスに関連付けられている必要があります。

[線形]

縦断を作成する平面線形を選択します。線形名を選択するか、図面上の線形をクリックして選択します。

[サーフェスを選択]

現在の図面のすべてのサーフェスがリストに表示されます。サーフェス名を選択するか、 をクリックして図面上のサーフェスを選択します。複数のサーフェスを選択するには、[Shift]キーを押した状態で、複数のサーフェスをマウスでクリックします。

[測点範囲]

縦断に含まれている親線形上で、測点の範囲を指定します。既定値は、線形の全長となります。異なる長さを設定するには、測点の数値を入力するか、 をクリックして図面上で測点を選択します。

[抽出オフセット]

オフセット縦断を作成するかどうかを指定します。オフセットが必要な場合、このオプションをオンにします。オフセット距離の数値を入力します。右オフセットには正の値を、左オフセットには負の値を、値の区切り文字にはカンマを入力します(例、10,-10,25)。[追加]をクリックして、各縦断のセットを縦断リストに追加します。

[縦断リスト]

指定した線形およびサーフェスに作成されている縦断をリストに表示します。過去のセッションで作成された縦断は編集できません。編集できるのは、現在のセッションで作成された縦断です。

名前

縦断の名前を指定します。既定の名前文字列は、[縦断の設定]ダイアログ ボックスに定義されているとおりに生成されます。親線形に対する既存の縦断も、使用不可のエントリとして同じリストに表示されます。

[注釈]

必要に応じて、縦断の説明を指定します。

[タイプ]

縦断がサーフェス、または設計レイアウトのどちらを示すのかが表示されます。

[データ ソース]

サーフェス縦断の場合、縦断に表示されるサーフェスの名前が表示されます。合成縦断の場合、合成縦断の名前が表示されます。コリドー縦断の場合、ソース コリドーの名前が指定されます。レイアウト縦断には使用されません。

[オフセット]

親の平面線形の中心線からのオフセット距離を指定します。中心線縦断は 0(ゼロ)、右オフセットは正の値、左オフセットは負の値となります。

[更新モード]

サーフェス縦断専用です。縦断が動的か静的かを指定します。

    [動的]: 親の平面線形からトレースされたサーフェス標高およびルートの変更を反映し、縦断は自動的に更新されます。

    [静的]: 縦断は、その作成時のサーフェス標高を示します。更新は行われず、作成後の変更は反映されません。

[レイヤ]

縦断を配置する図面レイヤを指定します。

[スタイル]

縦断で使用するスタイルを指定します。

[測点]/[開始]、[終了]

縦断の最初と最後の測点の値を指定します。測点番号は、親の平面線形との距離を示します。

[標高]/[最小]、[最大]

縦断内で発生する最高および最低の標高が表示されます。

[削除]

選択した縦断を縦断リストから削除します。ここで削除した縦断は、縦断ビューの描画には使用できません。

[縦断ビューでの描画]

現在の縦断を描画するために設定された[縦断ビューを作成]ウィザードを開きます。

[OK]

縦断データを保存し、[サーフェスから縦断を作成]ダイアログ ボックスを閉じます。線形に沿って 1 つまたは複数の縦断ビューを作成した場合は、作成した縦断が各ビューに追加されます。

[キャンセル]

縦断の作成を取り消します。