鉛直距離で測量横断上にポイントを作成するには

現在の横断からの鉛直距離、計器の高さ、プリズムの高さ、および中心線を指定することによって新しいポイントを作成できます。

標高は、[計器の高さを設定]コマンドで指定した値からプリズムの高さを引き、次に鉛直距離を加算することによって計算されます。

[測量コマンド ウィンドウ]で現在の横断からのオフセットと鉛直距離でポイントを作成するには

1. [ツールスペース]の[測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
2. [中心線]メニュー [オフセット - 鉛直距離]を選択します。
3. 作成するポイントのポイント番号を入力します。
4. 新規ポイントのオフセットを入力します。オフセットは正または負の値です。
5. 鉛直距離を入力します。

測量コマンド言語を使用して、現在の横断からのオフセットと鉛直距離でポイントを作成するには

1. [ツールスペース]の[測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

   XS VD (ポイント) (オフセット) [鉛直距離]

コマンド ラインの例

BEGIN CL1

NE 1 1000 1000

NE 2 1000 1500

NE 3 1300 1700

END

CL IS CL1

XS 350

HI 200

PRISM 5

XS VD 100 150 7.25

! ポイント 100 北: 850.000 東: 1350.000

! 標高: 202.2500

コマンド構文

XS VD (ポイント) (オフセット) [鉛直距離]

パラメータ	定義
ポイント	作成する新しいポイントの識別子です。 自動ポイント番号付けがオンになっている場合、ポイント番号を割り当てる必要はありません。
オフセット	中心線から新規ポイントまでの距離です。正の距離は右オフセットを、負の距離は左オフセットを示します。
鉛直距離	計器からプリズムまでの標高差です。プリズムが計器より高い場合、これは正の値です。