概要 - ラウンドアバウト交差点に関する Autodesk Civil 3D の拡張機能

Civil 3D でラウンドアバウト交差点を作成すると、Vehicle Tracking にない追加の機能が使用できるため、3D コリドー モデルの一部またはすべてを構築することができます。

Autodesk Civil 3D 2022 では、必要に応じて、次を作成することができます。

• 内側定義線、外側定義線、ICD、エプロン、島、環道領域のクラウン線にそれぞれ沿った平面線形
• 線形に沿った垂直縦断
• 提供されたアセンブリを使用する 3D コリドー モデル

交差の初回作成時にこれらのオブジェクトを作成する場合、コリドーの交差のプロパティによって交差が作成されると、オブジェクトの作成は[コリドー]図面設定によってコントロールされます。

Autodesk Civil 3D 2022 は、ラウンドアバウト交差点のジオメトリが変更されるたびに、これらの線形、縦断、コリドーが自動的に再作成されるように設定することもできます。

このラウンドアバウト交差点オブジェクトは、基盤となっているポリラインまたは線形にリンクさせることもできます。 このため、ラウンドアバウト交差点を既存の Civil 3D 線形に基づいて作成する場合、これらの線形を移動するとラウンドアバウト交差点が自動的に更新されます。 この機能により、Autodesk Civil 3D 2022 のラウンドアバウト交差点を既存のコリドー モデルに統合し、これらを Civil 3D 交差オブジェクトのように動作させることができます。