横断勾配修正レポートのリファレンス

カラー キー

[バックグラウンド カラー]
  • 明るい赤色
    横断勾配修正レポートのいずれかのセルの値が、許容される設計拘束に違反していて、注意を必要とする場合、そのセルの背景色が明るい赤色で表示されます。次の違反が考えられます。
    • 勾配差が勾配誤差の許容値より大きい
    • 相対勾配が最大相対勾配より大きい
    • 許容相対勾配が最大相対勾配より大きい
    • 車線ブレーク勾配が最大車線ブレーク勾配より大きい
      注: クラウンでの車線ブレーク勾配は違反の評価対象にはなっていません。
  • 黄色

    横断勾配修正レポートのいずれかのセルで、理想的な横断勾配が修正横断勾配と等しくない場合、そのセルの背景色が黄色で表示されます。

[フォント色]
  • 緑色
    横断勾配修正レポートのいずれかのセルで、英数字の値が修正または再計算されたものには、緑のフォント色が適用されます。この状況は次の場合に生じます。
    • 横断勾配修正レポートの許容勾配が手動で修正された。
    • 許容勾配が修正されたため許容相対勾配が再計算された。
    • 許容勾配が修正されたため車線ブレーク勾配が再計算された。
[LL2 | LL1 | RL1 | RL2]
車線と車線ブレーク遷移の表示をコントロールします。
[測点]
道路修繕コリドー リージョンの道路測点を指定します。
[現況地盤の勾配]
現況地盤の縦断の横断勾配(%)です。車線の内側の端から車線の外側の端まで計算されます。
[理想的な勾配]
計画地盤の縦断に対する望ましい横断勾配(%)です。
[勾配誤差の許容値]
設計対象とする現況地盤の縦断の横断勾配に対する横断勾配の最大変化(%)です。これは多くの場合、現況地盤の勾配と理想的な横断勾配との間の勾配差に対して比較されます。
[両者の差]
理想的な横断勾配から現況地盤の勾配を差し引いたものです。
[修正横断勾配]
道路の縦断の調整された横断勾配(%)です。指定した道路修繕サブアセンブリ パラメータにできるだけ近くなるように最適化されています。
[相対勾配]
2 つの道路測点間における修正横断勾配の変化(%)です。測点間の距離長さを基準とします。
注: これは、(現在の修正勾配 - 過去の修正勾配)の絶対値を 2 つの測点間の長さで割ったものとして計算されます。
[許容勾配]
計画地盤の縦断に対して許容される横断勾配です。既定では、道路修繕マネージャの[横断勾配修正レポート]タブで[許容勾配]を手動で修正しない限り、許容勾配(%)は修正横断勾配(%)と等しくなります。[横断勾配修正レポート]タブで編集できる値はこれだけです。
[許容相対勾配]
2 つの道路測点間における許容勾配の変化です。測点間の距離長さを基準とします。
注: これは、(現在の許容勾配 - 過去の許容勾配)の絶対値を 2 つの測点間の長さで割ったものとして計算されます。
[車線ブレーク勾配]
2 つの隣接する車線間の許容勾配の差です。内側車線の許容勾配から外側車線の許容勾配を差し引いたものとして計算されます。