[機器データベース マネージャ]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、現在の機器を設定したり、測量機器のプロパティを変更および表示する場合に使用します。

[その他]

[名前]

選択した機器データベースに表示される機器の名前を指定します。

注: 最も良い方法は、モデル番号または機器メーカ名を使用することです。
[注釈]

測量機器の説明を指定します。

[単位]

[距離]

機器の距離プロパティの値で使用する距離単位のタイプを指定します。 この値を変更すると、標準偏差など、角度を使用するその他の設定にも変更が適用されます。

[角度]

機器の角度プロパティの値で使用する角度単位のタイプを指定します。

この値を設定すると、それに応じて、角度を使用するその他の設定([標準偏差]など)も変更されます。

[角度]

[水平視準]

FACE 1 と FACE 2 の水平角に適用する水平視準補正を指定します。既定値は、0.0 の角度単位です。

[角度のタイプ]

水平角のタイプを指定します。次のいずれか 1 つを選択します。

  • [右]: 角度を時計回りで測定します(既定値)。
  • [左]: 角度を反時計回りで測定します。
[鉛直視準]

FACE 1 と FACE 2 の頂角に適用する鉛直視準補正を指定します。既定値は、0.0 の角度単位です。

[頂角のタイプ]

頂角のタイプを指定します。次のいずれか 1 つを選択します。

注: 90° の頂角は、0°の水平角または 270°の底角に等しくなります。また、89°の頂角は、1°の水平角および 269°の底角に等しくなります。
  • [天頂]: 天頂と観測対象のオブジェクト間の頂角を測定するには、この値を選択します(既定値)。
  • [水平]: 水平線を基準に頂角を測定するには、この値を選択します。
  • [天底]: 観測者の真下または天頂と正反対に頂角を測定するには、この値を選択します。

[電子距離計測器 (EDM)]

[屈折率]

EDM メーカにより規定された EDM の搬送波波長の屈折率を指定します。 既定値は 287.9600 です。

[波長定数]

EDM の搬送波波長の定数を指定します。 既定値は 105.45 です。

[オフセット]

スコープの中心から EDM の中心までの鉛直距離を指定します。既定値は 0.0000 mm です。

[計測器]

距離の測定に使用する装置のタイプを指定します。次のいずれか 1 つを選択します。

  • [スコープ]: 望遠鏡より上に EDM を設置する場合は、この値を選択します。この場合、望遠鏡が回転する際に、EDM が水平軸を中心に放射状に回転します(既定値)。
  • [スコープ以外]: 望遠鏡に EDM を設置する場合は、この値を選択します。通常、標準仕様に基づいて回転し、望遠鏡と連動して回転しません。
  • [その他]: スチール巻き尺やスタジア ロッドなど、EDM 以外の装置を使用して距離を測定する場合は、この値を選択します。

[プリズム]

[傾斜]

EDM オフセットとプリズム オフセットの補正を指定します。このプロパティを[いいえ]に設定した場合、次の公式を使用して勾配距離が計算されます。

反射器に傾斜がなく、スコープを搭載していない EDM の場合:

反射器に傾斜がなく、スコープを搭載している EDM の場合:

  • EO: EDM オフセット
  • PO: プリズム オフセット
  • OSD: 旧勾配距離
  • SD: 勾配距離
  • VA: 頂角
注: プリズム系では、プリズム オフセットと EDM オフセットは適用されません。
[プリズム オフセット]

反射器(プリズム)とターゲット間の鉛直距離を確定するために、プリズム オフセットの値(mm 単位)を指定します。既定値は、0.0000 の距離単位です。

[プリズム定数]

有効値のプリズムの配置と実際のプリズムの配置間の水平距離を設定するために、プリズム定数の値(mm 単位)を指定します。この値は、すべての測定距離に追加されます。既定値は、0.0000 の距離単位です。

[標準偏差]

これらの設定では、測量機器の精度を指定します。これらの値は、最小二乗法の入力ファイルに表示される標準エラーの計算に使用されます。

[EDM 比例誤差(ppm)]

EDM に関連する比例誤差を 100 万分の 1 単位で指定します。この値は、EDM メーカのマニュアルを基に指定することもできます。 既定値は 5.0000 ppm です。

[EDM 定数誤差]

EDM に関連する定数誤差をミリメートル単位で指定します。この値は、EDM メーカのマニュアルを基に指定することもできます。 既定値は 0.005 メートル(5 mm)です。

[センタリング誤差]

ポイント上の計器のセンタリングに関連する、センタリング誤差をミリメートル単位で指定します。既定値は 0.0015 メートル(1.5 mm)です。

[ターゲットの線形誤差]

ターゲットへの計器の位置調整に関連する、ターゲットの線形誤差をミリメートル単位で指定します。既定値は 0.0025 メートル(2.5 mm)です。

[指示誤差]

ターゲットでの計器の方向調整に関連する、指示誤差を度の秒単位で指定します。既定値は、DMS 表記の 0.0001 度(1.0 秒)です。

[水平圏]

水平圏の読み込みに関連する、水平圏の誤差を度の秒単位で指定します。既定値は、DMS 表記の 0.0015 度(1.5 秒)です。

[方向誤差]

方位角または方位の測定に関連する、方向誤差を度の秒単位で指定します。既定値は、DMS 表記の 0.0010 度(10 秒)です。

[鉛直圏]

鉛直圏の読み込みに関連する、鉛直圏の誤差を度の秒単位で指定します。既定値は、DMS 表記の 0.00015 度(1.5 秒)です。

[プリズムの高さ誤差]

プリズムの高さの測定に関連する誤差をミリメートル単位で指定します。既定値は 0.001 メートル(1.0 mm)です。

[セオドライトの高さ誤差]

セオドライトの高さの測定に関連する誤差をミリメートル単位で指定します。既定値は 0.001 メートル(1.0 mm)です。