視覚領域を使用して視野解析を行うには

このコマンドは、信号機や塔などの垂直オブジェクトが特定の半径内から見えるかどうかを判定する必要がある場合に使用します。

また、交差点の停止線からの運転者の視距を特定する場合にも使用できます。

設計した地形モデルの妥当性をチェックするために、このチェックは、通常、計画地盤サーフェスまたは複合サーフェス(現況地盤サーフェスに貼り付けられたコリドー サーフェス)に対して実行されます。

このコマンドでは、現在の図面の画層にハッチング パターンを作成して、さまざまな可視性のレベルを示します。

  1. ハッチング パターンを作成する画層に図面を設定します。
  2. [解析]タブ[設計]パネル[可視性の確認]ドロップダウン[視覚領域] 検索をクリックします。
  3. サーフェスを選択するか、[Enter]を押してリストからサーフェスを選択します。
  4. 次の項目の指定を求めるプロンプトがコマンド ラインに表示されます。
    • オブジェクトの位置
    • オブジェクトの高さ
    • 視覚範囲の半径

    コマンドが完了すると、指定した半径内にあるサーフェス上の領域がハッチング パターンで色分けされます。それぞれの色は次の状態を示します。

    可視性
    オブジェクトの高さ全体が見えます。
    オブジェクトの一部が見えます。
    オブジェクトは見えません。