概要 - 拘束

[ラウンドアバウト交差点のプロパティ]ダイアログで編集操作を行う場合、グリップによる編集では拘束機能を使用できるため、手動での編集操作に比べて便利です。

通常、各要素は、他のフィーチャとは独立して移動することができます。 ただし、多くの場合、関連する寸法を変更する必要があります。 たとえば、中央島の直径を変更すると、最も外側の循環車線の幅が強制的に変更されます。

グリップの移動中に[Ctrl]キーを押したままにすると、拘束機能により、他の要素も同時に移動されます。 そのため、上記の例で[Ctrl]キーを押して中央島の直径を変更すると、エプロンと内接円の直径も変更されます。車線の幅は変更されません。

グリップ [Ctrl]キーを使用しない場合の動作 [Ctrl]キーを使用した場合の動作
内接円グリップ

最も外側の循環車線の幅が変更されます。

内側の制限値と最も外側の循環車線の幅はゼロになります。

外側の制限値、ブレンド ポイント。

車線の幅は変更されず、中央島とエプロンのサイズが変更されます。

内側の制限値と中央島の半径はゼロになります。

外側の制限値、ブレンド ポイント。

中央島グリップ

最も外側の循環車線の幅が変更されます。

内側の制限値と中央島の半径はゼロになります。

外側の制限値と最も外側の車線の幅はゼロになります。

車線の幅は変更されず、エプロンと内接円のサイズが変更されます。

内側の制限値と中央島の半径はゼロになります。

外側の制限値、ブレンド ポイントの内接円。

エプロンの幅グリップ

最も外側の循環車線の幅が変更されます。

内側の制限値とエプロンの幅はゼロになります。

外側の制限値と最も外側の循環車線の幅はゼロになります。

車線の幅は変更されず、内接円のサイズが変更されます。

内側の制限値とエプロンの幅はゼロになります。

外側の制限値、ブレンド ポイントの内接円。

車線グリップ

最も外側の循環車線の幅が変更されます。

内側の制限値と車線の幅はゼロになります。

外側の制限値と最も外側の循環車線の幅はゼロになります。

外側の車線の幅はいずれも変更されず、内接円のサイズが変更されます。

内側の制限値と車線の幅はゼロになります。

外側の制限値、ブレンド ポイントの内接円。

道路の幅グリップ 中心線の片側の道路の幅のみ変更されます。 中央分割線の両側の道路の幅が変更されます。
中心のギャップ幅グリップ 中心のギャップ幅が変更されると、車線の幅が変更されます。 ギャップの幅が変更されても、車線の幅は変更されません。