パイプのスパンにラベル付けするには

平面図または縦断ビューで、1 つのパイプラベルを使用して、連続して接続されている一連のパイプにラベルを付けることができます。

スパンラベルにより、パイプネットワークに表示されるラベルの数を最小にできます。

スパンパイプラベル上にカーソルを合わせると、スパン内にあるパイプがハイライト表示されます。接続パイプのリストは、AutoCAD の LIST[オブジェクト情報]コマンドを使用しても表示できます。スパンラベルを追加した後、ラベルを選択すると、スパンを構成する接続パイプをハイライト表示できます。

平面図のパイプのスパンにラベル付けするには

[注釈]タブ[ラベルとテーブル]パネル[ラベルを追加]メニュー[パイプネットワーク][スパンパイプ平面]をクリックします。
コマンドラインに、最初のパイプネットワークパーツ(パイプまたは構造物)の選択を要求するプロンプトが表示されます。
パイプネットワーク内のパイプまたは構造物を図面上でクリックして、接続パイプのスパンの始点を定義します。
コマンドラインに、次のパイプネットワークパーツ(パイプまたは構造物)の選択を要求するプロンプトが表示されます。
パーツ(パイプまたは構造物)をクリックして、スパンの終点を定義します。
[Enter]を押します。
次のプロンプトが表示されます:

「パイプのラベル位置を指定:」
スパン内のパイプのいずれかをクリックして、ラベルの場所を指定します。構造物ではなく、パイプをクリックします。
スパンに含まれていないパイプを選択した場合は、ラベル位置はスパンパイプ上に指定する必要があることを示すプロンプトが表示されます。

スライダーグリップを使用して、スパンに沿ってラベルをスライドできます。

[注釈]タブ [ラベルとテーブル]パネル [ラベルを追加]メニュー [パイプネットワーク] [スパンパイプ縦断]をクリックします。
コマンドラインに、最初のパイプネットワークパーツ(パイプまたは構造物)の選択を要求するプロンプトが表示されます。
パイプネットワーク内のパイプまたは構造物を図面上でクリックして、接続パイプのスパンの始点を定義します。
コマンドラインに、次のパイプネットワークパーツ(パイプまたは構造物)の選択を要求するプロンプトが表示されます。
パーツ(パイプまたは構造物)をクリックして、スパンの終点を定義します。
[Enter]を押します。
次のプロンプトが表示されます:

「パイプのラベル位置を指定:」
スパン内のパイプのいずれかをクリックして、ラベルの場所を指定します。構造物ではなく、パイプをクリックします。
スパンに含まれていないパイプを選択した場合は、ラベル位置はスパンパイプ上に指定する必要があることを示すプロンプトが表示されます。

スライダーグリップを使用して、スパンに沿ってラベルをスライドできます。

次のいずれかの操作を行います。

スパンラベル上にカーソルを合わせます。スパン内のすべてのパーツがハイライト表示されます。
パイプのスパンラベルを右クリックし、[スパンパイプを表示]を選択します。次の図に示すように、接続パイプのスパンの始点から終点に点線が表示されます。ダイヤモンド形のスライダーグリップを使用すると、スパンに沿ってラベルをスライドすることができます。ハイライト表示を解除するには、右クリックメニューから[スパンパイプを表示]の選択を解除します。

スパンラベルは、特定のパイプまたは構造物に固定されていません。したがって、スパン内の接続パイプまたは構造物に自由に移動できます。

ラベルを目的の位置に移動します。

注: スパンパイプラベルをドラッグした状態の動作は、通常のパイプラベルと同じです。ドラッグしたラベルを既定の状態に戻すには、円形グリップ

をクリックします。

コマンドラインに ResetAnchorPipe と入力します。
図面上で、複数のパイプパーツに設定されたスパンラベル(スパンパイプラベル)を選択します。
同じネットワークのパイプをクリックして、新しいアンカー点を選択します。構造物ではなく、パイプを選択する必要があります。
新しいアンカー点が設定され、選択したパイプの中点にスパンラベルが表示されます。