概要 - 道路修繕コリドー横断

道路修繕コリドー エディタは、道路修繕コリドー横断を表示および修正する場合や、道路修繕コリドー リージョン内のさまざまな測点における道路修繕サブアセンブリの適用状況を視覚的に確認する場合に使用します。

道路修繕コリドー内の道路修繕リージョンを選択すると、3 つの既定のビューポートが表示され、測点のコリドー横断(横断ビュー)、横断の垂直縦断(縦断ビュー)、および道路修繕コリドーの線形に沿ったコリドー横断の位置(平面図)を確認できます。

注: 測点の横断ビューは横断ビューポートに表示されます。車線幅、許容横断勾配、オフセット、切削深さ、レベル深さ、関連する設計ジオメトリ違反などの重要なポイントが示されます。平面図と縦断ビューでは、道路修繕コリドー リージョン内の選択した測点が測点トラッカーによって示されます。選択した測点は[道路修繕コリドーエディタ]リボン タブにも表示されます。たとえば前の図では、3 つのすべてのビューポートで測点 1+80.00' のビューが表示されています。

横断ビュー

横断ビューには、幅、勾配、オフセット、切削深さ、レベル深さ、潜在的な違反などの重要な情報が表示されます。
注: [コリドー横断オプションを表示/編集]の[コード セット スタイル]を使用して、横断ビューに表示される情報をカスタマイズすることができます。
  • 幅: 選択した測点における車線の幅です。
  • 勾配: 選択した測点の許容横断勾配(%)です。
  • オフセット: 道路の中心線からの車線の外側の端までの距離です。
  • 切削深さ/レベル深さ: 選択した測点における切削層やレベリング層の深さです。
  • 違反: 違反アイコンの上にカーソルを合わせると、違反が表示されます。
    注: 次の 4 種類の違反が生じる可能性があります。
    • 勾配

      [勾配差]の絶対値が[勾配誤差の許容値]の絶対値より大きい場合に違反が表示されます。

      修正横断勾配が理想的な横断勾配と等しくない場合に違反が表示されます。

    • 相対勾配

      2 つの測点間の距離を基準とする測点間の修正勾配の変化が最大相対勾配より大きい場合に違反が表示されます。

    • 車線ブレーク

      2 車線間の許容勾配の差が最大車線ブレーク勾配より大きい場合に違反が表示されます。

平面図
縦断ビュー
  • 現況地盤(EG)

    選択した測点の現況地盤の縦断の標高です。

  • 設計縦断

    選択した測点の設計縦断の標高です。道路修繕コリドー リージョンの設計縦断の標高は、道路修繕コリドーの作成時に[コリドー プロパティ]で道路修繕コリドーに割り当てた垂直の基線によって定義されます。

  • 調整済み標高:

    分割されていない道路修繕コリドー横断の場合、[調整済み標高]は、選択した測点のクラウン ポイントの標高に等しくなります。

    分割された道路修繕コリドー横断の場合、[調整済み標高]は、アセンブリ内の他のクラウン付きサブアセンブリの最も高いクラウン ポイントの標高に等しくなります。アセンブリにクラウン ポイントが存在しない場合、[調整済み標高]は設計縦断標高に等しくなるように設定されます。右車線と左車線を分ける中心線上の中央分離帯がアセンブリに存在する場合、[調整済み標高]は設計縦断標高に等しくなります。基線にアタッチされたサブアセンブリが存在しない場合、[調整済み標高]は設計縦断標高に等しくなります。