概要 - ドライブ設定

ドライブ設定は、リボンの[ドライブ]タブの各種コントロールを使用して指定します。

たとえば、[視線の高さ]と[視線のオフセット]コントロールを使用して、視線の位置を設定できます。また、[速度]コントロールを使用して、ドライブ モーションの速度を設定することもできます。

図面を開いている間は、ドライブ設定の変更内容は維持されます。図面を閉じて再び開くか、別の図面を開くと、ドライブ設定は既定値に戻ります。

[ドライブ]コマンドでは、次の設定を指定できます。

[視覚]パネル

[視線の高さ] [ドライブ]コマンドの使用時に、このオプションと共に[視線のオフセット]オプションを指定すると、「視線」の位置またはパース ビューの中心点を制御できます。ドライブ パスの中心線に対して、ドライブ パスからの垂直距離または視線の高さを指定します。ドライブ パスは、その場所での高さによって決定されます。これは、ドライブ パスの指定の各測点における、選択したドライブ パスの標高を基準にした相対的な値です。
[視線のオフセット] [ドライブ]コマンドの使用時に、このオプションと共に[視線の高さ]オプションを指定すると、「目」の位置またはパース ビューの中心点を制御できます。選択したドライブ パスの中心線からの視線の位置までの水平距離またはオフセットを指定します。
[視線のパスを表示] [ドライブ]コマンドの起動時に視線のパスの表示/非表示を切り替えます。
注: [視線の高さ]と[ターゲットの高さ]の既定値は、縦断の[フィーチャ設定を編集]ダイアログ ボックスの[縦断を作成]コレクションにある[路面上の鉛直高-出口]および[跨道橋下の見通し-出口]の設定で制御します。

[ナビゲーション]パネル

[再生/一時停止] ドライブ パスに沿ったビューの動画表示を開始または一時停止します。
[開始測点] ドライブ パスの開始測点にビューを移動します。反転モードで表示している場合は、[開始測点]をクリックすると、ドライブ パスの終了測点に移動します。
[直前の測点] ドライブ パスに沿って直前の測点にビューを移動します。
[増分] ドライブ モード時にビューが移動する増分値を設定します。
[次の測点] ドライブ パスに沿って次の測点にビューを移動します。
[終了測点] ドライブ パスの終了測点にビューを移動します。
[移動(現在の測点)] 現在の測点を表示し、ドロップダウン リストで移動先の測点を選択できます。
[速度] ドライブ モード時のモーションの速度を指定します。
[表示スタイル] [ドライブ]コマンドの使用時の表示スタイルを指定します。
[ループ] 繰り返して表示する場合の再生モードを設定します。
[反転] ビューをドライブ パスに沿って逆方向に表示します。

[ターゲット]パネル

[ターゲットの高さ] ドライブ パスの中心線に対して、ターゲット オブジェクトの Y 軸の位置を指定します。これは、ドライブ パスの指定の各測点における、選択したドライブ パスの標高を基準にした相対的な値です。ターゲット オブジェクトは、垂直な円柱形のオブジェクトです。これは、[ターゲットを表示]オプションで表示/非表示を切り替えることができます。[ドライブ]コマンドの使用中は、ターゲット オブジェクトの上部が常にビューポイントの中央に配置されます。
[ターゲット オフセット] ドライブ パスの中心線に対して、ターゲット オブジェクトの X 軸の位置を指定します。これは、ドライブ パスの指定の各測点における、選択したドライブ パスの標高を基準にした相対的な値です。
[ターゲットの距離] 運転者の目からターゲット オブジェクトが表示される距離を指定します。
[ターゲットを表示] ターゲットの位置でのターゲット オブジェクトの表示/非表示を切り替えます。