[縦断のロック]タブ([縦断プロパティ]ダイアログ ボックス)

線形に縦断をアンカーするときのオプションを指定するには、このタブを使用します。

[縦断を線形にアンカー]
関連付けられている線形にレイアウト縦断ジオメトリを固定する方法を指定します。
  • [縦断ジオメトリ ポイントを線形ジオメトリ ポイントにアンカー]: それぞれの縦断ジオメトリ ポイントを以前の線形ジオメトリ ポイントにロックします。線形を変更した場合、縦断ジオメトリ ポイントの標高は維持され、図形は必要に応じて修正または削除されます。

    このオプションは、水平ジオメトリへの変更による影響を受けないレイアウト縦断の部分を維持します。

    縦断ジオメトリ ポイントを、関連付けられた線形ジオメトリ ポイントにアンカーするよう選択した場合、通知を表示するかどうか、および線形のジオメトリが変更されたたときに縦断ジオメトリを修正または削除するかどうかを指定することもできます。通知を表示するように選択すると、影響を受けた各ジオメトリ ポイントに通知アイコンが表示されます。

    このオプションを選択した場合、次のオプションのいずれかを選択することもできます。
    • [選択した図形を修正]: 線形変更の影響を受けた縦断図形を修正します。このオプションを選択した場合、[どの図形が影響を受けたかを通知]オプションを選択し、修正された縦断図形をマークするグラフィカル マーカーを図面および[縦断図形]ダイアログ ボックスに追加することもできます。
      注: PVI モードで作業している場合、通知は[縦断図形]ビスタに表示されません。
      注: 通知記号の外観は、縦断スタイルを修正することによってコントロールすることができます。
    • [影響を受けた図形を削除]: 線形変更の影響を受けた縦断図形を削除します。
    注: 縦断に対して[縦断ジオメトリ ポイントを線形ジオメトリ ポイントにアンカー]を選択し、線形の測点に影響するコマンド(線形の方向を反転、測点のコントロールに使用されている参照点を変更、ブレーキ測点を追加など)を実行すると、続行するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。続行を選択した場合、関連付けられている縦断は、変更または削除される可能性があります。
  • [縦断を線形の始点にアンカー]: 縦断を線形の視点に固定します。水平方向の位置合わせを変更した場合、縦断は変更されず、線形の開始測点にロックされたままになります。
    注: この設定では、Autodesk Civil 3D の2014 以前のバージョンの動作と同じになります。