[環状交差点を作成]コマンドを使用すると、道路モデルに環状交差点を作成できます。
線形、線分、またはポリ ラインから環状交差点を作成し、その環状交差点に合流する道路の線形を定義することができます。その際、線形を交差させる必要はありません。また、同じ線形を、環状交差点に接続する 2 本の進入道路で使用することができます。
通常、進入道路を表す線形を 2 つ以上作成します。ただし、環状交差点に接続する進入道路が 1 つだけなら、1 つの線形だけで作業を開始できます。
線形を含む図面で[環状交差点を作成]コマンドを実行し、計算で使用する基準を選択します。基準を選択すると、いくつかのキー値を入力するためのプロンプトが[環状交差点を作成]ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログ ボックスを閉じ、環状交差点の中心の位置を指定して(線形上である必要はありません)、各進入道路の線形を選択します。
以下の図では、上記の 2 つの線形の図面から、3 つのアームを持つ環状交差点が作成されています。
環状交差点のプロパティを使用して、現況地盤サーフェスをドロップ ダウンリストまたは図面から選択して変更を適用します。これにより、図面内に動的なコリドーが作成されます。このコリドーは、環状交差点のジオメトリを変更した場合や、進入道路を追加または削除した場合に、自動的に更新されます。現況地盤サーフェスは、[環状交差点を作成]ダイアログ ボックスで設定できることに注意してください。