ラウンドアバウト交差点のプロパティ: 最速パス解析: 最速パス計算

ラウンドアバウト交差点の安全性を評価するために使用される要素の 1 つとして、ラウンドアバウト交差点全体で最も直線的な車線(最速車線)上にある概念車両の実際的な最大速度があります。 これは最速車線の速度と呼ばれます。 最速車線の速度を計算するため、[ラウンドアバウト交差点]では最初に必要な線形が計算され、これに沿ってテストが実施され、最小半径が特定されます。半径が小さくなるほど速度は遅くなります。 速度は次の計算式を使用して計算されます。この計算式は AASHTO ドキュメント「A Policy on Geometric Design of Highways and Streets (幹線道路および街路の幾何構造設計指針)」に基づきます。

V2 = 127R(e+f)

各変数は、次のとおりです。

[最速パス解析]を展開し、左側のペインで[最速パス計算]をクリックします。[最速パス計算]ページが表示されます。

最速車線を計算する方法はさまざまです。多くの場合、方法が異なると結果は異なります。 このページの設定を使用すると、計算する方法を調整できます。

次のオフセットは、定義線または縁石線、および島またはエプロンから計測できます。 [オフセット パス]ドロップダウン リストを使用して、必要な方法を選択します。

注: 世界の一部の地域(特に米国)では、エプロンは中央島の一部と見なされます。 このような場合、最速パスは通常、エプロンではなく中央島からオフセットされます。 エプロンが島の外側にあると見なされている他のエリアの場合、最速パスは通常、中央島ではなくエプロンからオフセットされます。

[分流線からの終点までの距離]は、内接円からテスト車両の前車軸までの直線距離です。

[半径の計算長]は、半径をテストするための長さです。ラウンドアバウト交差点では、始点、中点、終点を使用して、最速車線に沿ってこの長さの 3 点円弧の半径が計算されます。

最速車線と最高速度は継続的に計算されます。必要に応じて、HUD またはラウンドアバウト レポートに表示することができます。

いずれの場合も、[最大]値と[最小]値は、使用する設計標準の制限値を表します。