線形の削除は、図面ウィンドウまたは[ツールスペース]の[プロスペクター]タブで行います。
線形図形を削除するときに、必要に応じて、隣接する図形の正接拘束は自動的に変更されます。
たとえば、2 つの固定線間に非固定曲線を持っていて、2 番目の線分を削除する場合、曲線は[前によって拘束 (片側固定)]に変更されます。非固定線形要素は 2 つの固定線形要素間だけに存在するので、このようなことが起きます。
図面ウィンドウから線形を削除すると、従属オブジェクトも削除されます。一方、図面ウィンドウでこの線形を選択し、[Delete]を押すと、コリドーおよび縦断は図面ウィンドウから削除されます。この縦断は、この線形オブジェクトの子であるため、プロスペクターから削除することも可能ですが、コリドー オブジェクトは、この線形オブジェクト以外にも作成元となっているオブジェクトがあるため、プロスペクターからは削除されません。コリドーは、別の線形を基線として追加することにより、再作成することができます。
線形から別のオブジェクトが作成されている場合は、その線形をプロスペクターから削除することはできません。たとえば、線形から縦断やコリドーを作成することができます。この線形をプロスペクターで右クリックしても、[削除]オプションは使用できません。
隣接する図形の[正接拘束]は必要に応じて自動的に変更します。
隣接する図形の[正接拘束]は必要に応じて自動的に変更します。