AEC コレクションと大企業のお客様向けの新機能

Project Explorer と Grading Optimization は、AEC コレクションと大企業のお客様向けの新機能を提供します。

Project Explorer と Grading Optimization は、次の方法でダウンロードおよびインストールすることができます。

Project Explorer

2022.1 の新機能

Project Explorer for Civil 3D 2022.1 Update では、線路設計の作成、編集、およびレポート作成をサポートする新しいツールが導入されました。この更新プログラムでは、テーブルとレポートのカスタマイズを改善するための機能も強化されています。

  • 鉄道業界の線形の機能強化が追加されました。
    • SuperelevationType = Cant の線形に対して、[カント曲線]タブが追加されました。
    • [線形で計算された測点]リストに[カント]プロパティが追加されました。
    • [線形]リストに[軌間]データ列が追加されました。
    • [線形図形]リストに[設計速度]データ列が追加されました。
    • [線形 IP]リストに[設計速度]データ列が追加されました。
    • [縦断図形]リストに[設計速度]データ列が追加されました。
    • [縦断 PVI]リストに[設計速度]データ列が追加されました。
    • [レイアウト スタイル]定義に[カント勾配形式]オプションが追加されました。
    • カント曲線の測量レポートのサポートが追加されました。
  • テーブルのサポートが強化されました。
    • 同じテーブルとレポート内での複数のフォントと文字スタイルのサポートが強化されました。
    • テーブルとレポートのタイトル行とヘッダ行に複数行のサポートが追加されました。
    • テーブルとレポートでグループ化された列ヘッダのサポートが追加されました。
  • 4K 表示環境でのアプリケーション アイコンの尺度変更のサポートが追加されました。
  • 線形に対して垂直に計算される新しい PI 測点値を提供するためのフィールドが[線形 IP]リストに追加されました。

2022 の新機能

  • Project Explorer で圧力管ネットワークのサポートが追加されました。
    • 名前やスタイルなどの圧力管ネットワーク情報の表示と編集のサポートが追加されました。
    • Project Explorer ウィンドウで圧力管パイプ配管の動的な縦断ビューを表示するサポートが追加されました。
    • 複数の圧力管ネットワーク プロパティおよび圧力管パーツ プロパティの編集のサポートが追加されました。
    • 圧力管ネットワークと圧力管パーツのレイアウトとビュー スタイルの編集のサポートが追加されました。
    • 圧力管ネットワークと圧力管パーツのオブジェクト セットのサポートが追加されました。
    • 圧力管ネットワーク、圧力管パーツ、および圧力管パイプ配管のレポートを生成するためのサポートが追加されました(従来のパーツベース)。
    • 圧力管ネットワーク、圧力管パーツ、および圧力管パイプ配管の AutoCAD テーブルを生成するためのサポートが追加されました。
    • 圧力管パイプ配管のサンプル ポイントを他のサーフェスと比較するためのサポートが追加されました。
    • 名前で圧力管ネットワークを検索するためのサポートが追加されました。
    • パイプ配管ベースの圧力管ネットワークのサポートが追加されましたが、従来のパーツベースの圧力管ネットワークはサポートされません(パーツベースの圧力管ネットワークは縦断プレビューに表示されません)。
    • 注: 縦断ビューに表示するには、圧力管ネットワークはパスベースである必要があります。従来のパーツベースの圧力管ネットワークはサポートされません。
  • [<なし>]サイトの計画線(非サイト計画線)のサポートが追加されました。
  • Project ExplorerCivil 3D リボンの[ホーム]タブから起動されるようになりました。
  • Project Explorer が、現在 Civil 3D でサポートされているすべての言語で利用できるようになりました。Project Explorer に割り当てられる言語は、Windows の地域言語設定によって決まります。

グレーディングの最適化

Grading Optimization は、サイト設計者向けの新しい予備地形最適化ツールです。設計データを使用し、カスタマイズされたオブジェクト拘束に従って反復的な手動グレーディング タスクを自動化します。

使用可能なオブジェクトは次のとおりです。
  • ゾーン
  • 排水ライン
  • 低点
  • 建築舗装とリビール
  • 縁石
  • 歩道
  • パス
  • 駐車場

これらのオブジェクトがプロジェクト関連の拘束を使用して定義されると、Grading Optimization により、最適化された地形サーフェスと 3D ジオメトリが設計ツールに返され、さらに詳細設計を行うことができます。