フレキシブル ホース ルートでの編集の概要

フレキシブル ホース ルートの変更には、ホース長のダイナミックな調整、選択したルート ポイントの操作、ホース接線の調整、はめあい方法の指定、および既存の開始継手と終了継手の位置変更が含まれます。曲げ半径チェックがアクティブであれば、ルート ポイントの操作中に発生した曲げ半径違反が表示されます。ホース ルートを編集する前に、マスター配管アセンブリ、指定した配管、および指定したルートで、変更に反応することを許可するかどうかを決める必要があります。複雑で大きなチューブ&パイプ アセンブリの場合は、自動更新を保留することをお勧めします。

通常、ルート編集オプションはルート環境がアクティブな場合のみ使用できます。たとえば、[チューブ&パイプ スタイル]ダイアログ ボックスを表示して、追加、省略、または継手やその他の設定の変更を行う既定のスタイルを修正または変更します。[アクティブなスタイル]リストを使用して、アクティブなホース スタイルを変更することもできます。

次の図に、関連コンポーネントを再配置するときにフレキシブル ホース ルートがどのように自動適合されるかを示します。

この図では、中間ルート ノードは近接コンポーネントのジオメトリに関連付けられた作業点に配置されています。コンポーネントのジオメトリが変更されると、ルート ノードは関連付けられた作業点とともに移動します。

この図では、中間ルート ノードは直交配線ツールを使用して作成されています。このノード作業点は固定されているため、コンポーネントのジオメトリには関連付けられていません。コンポーネントのジオメトリが修正された場合にも、ルート ノードは固定されたままです。

編集処理の種類

フレキシブル ルートと配管の編集では、以下のことができます。

1 つの継手を備えた、あるいは継手のない、終了したフレキシブル ホース ルートに追加するには、ルートをアクティブ化し、右クリック メニューから[ルート]を選択します。

ルートと配管のどちらの場合にも、[元に戻す]を使用することができます。[元に戻す]を使用すると、現在の編集セッション中に行ったアクションを最新のアクションから順に元に戻し、作業をやり直すことができます。

変更処理がルートと配管に及ぼす影響

設定済みのルートを修正すると、関連付けられた配管が編集操作終了後に自動的に更新されます。

既定では、3D マニピュレータ ツール、または既存のジオメトリからのオフセットを使用して作成されたルート ポイントは固定され、ルート ポイントまたは開始継手と終了継手を移動しても更新されません。関連アセンブリ コンポーネントを編集した場合、設定済みルートも未設定ルートも自動的に更新されます。