プリセットを使用してすばやく穴を配置するか、プロパティ パネルを使用して、穴の寸法、先端角度、終端、ねじのタイプのオプションを指定します。
新機能の紹介: 2019、2019.1、2020.1、2020.2 2021、2021.1

は、フィーチャ編集時とスケッチ編集時の両方で提供されます。
[修正]パネル
[穴]
スケッチの中心点を事前選択: アクティブなスケッチ内にあるすべての未使用のスケッチの中心点は、[穴]コマンドで使用するために自動的に選択され、それぞれの中心点に穴が設定されます。中心点を選択セットから削除するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。事前選択を無効にするには、オプションをオフにします。
([新しい穴を作成])をクリックしたときに未使用のスケッチの中心点が存在する場合、[穴]コマンドの使用時に、次の穴の作成に使用するためにスケッチが自動的に共有され、表示されます。次の穴にスケッチを使用しない場合、または[キャンセル]をクリックするか[Esc]を押した場合、スケッチは共有されません。スケッチを手動で共有するには、スケッチ ブラウザ ノードを右クリックして、[スケッチを共有]をクリックします。 このオプションは、パーツ環境でのみ使用できます。
[位置]を指定します。既存のスケッチは必要ありません。 穴の位置の有効な入力値には、面、スケッチ点(端点または中点)、作業点があります。 [位置]オプション
[中心点の作成を許可]をオフにすることにより、選択を既存の点に制限することができます。 最後に使用したときのオプションの状態が、次の穴のために記憶されています。
たとえば、[中心点の作成をオフ]を切り替えて、穴の位置として線分の端点を選択した場合、それらはオフのままで、自動的にはリセットされません。
左下のステータス バーには、アクティブなコマンドが表示されます。
[中心点の作成を許可]が
面をクリックすると、面に関連付けられたボディが選択され、スケッチが作成されて、穴中心が配置されます。点をクリックすると穴中心が配置されるので、面、平面、直線状エッジを選択して穴の方向を定義します。 作業平面をクリックすると、平面上にスケッチが作成され、穴中心が配置されます。
スケッチを編集するには、[プロパティ]パネルの上端にある階層リンク アクセスを使用します。複数の穴中心があるスケッチを表示すると、関連付けられた穴を持たないすべての穴中心が選択されます。
を使用して、選択したすべての穴中心をすばやく選択解除できます。
位置

寸法フィールドの右端にある矢印をクリックして、[フィーチャ寸法を選択]を選択することもできます。使用する寸法を含むフィーチャを選択してから、実際の寸法を選択します。
を使用します。
ソリッド
[穴タイプ]
単純穴は、ねじのない標準の穴を作成します。追加設定は不要です。
ボルト穴は、特定の締結部品に適合する、ねじ穴ではない標準の(通常は貫通している)穴です。ボルト穴を使用して、標準の締結部品データのライブラリに基づいた標準の締結部品用のボルト穴を作成します。
Autodesk Inventor では、ボルト穴の管理に Clearance.xls (Microsoft Excel スプレッドシート ファイル)が使用されます。このファイルは、Design Data フォルダにあります。[アプリケーション オプション]またはプロジェクトの設定によって、スプレッドシート ファイルの場所は異なります。最も頻繁に使用するクリアランスを最初に表示するように、ファイル内の順序を変更できます。クリアランスのスプレッドシートを編集し、各シートのセル B1 の並べ替え順序番号(1 から n)を優先度に合わせて変更します。新しい並べ替え順序を有効にするには、プログラムを再起動します。
ねじ穴は、定義したねじ山のある穴を作成します。ねじ穴は、インチ/フィートとメートルのいずれの標準サイズでも指定できます。パーツの穴フィーチャの場合、一覧から共通ねじサイズを選択すると、その直径が計算されます。
テーパねじ穴は、定義したテーパねじ山のある穴を作成します。ねじのタイプとサイズ、および右側または左側の方向を指定すると、直径、テーパ角度、およびねじの深さが Autodesk Inventor によって自動的に決定されます。テーパねじ穴は、インチ/フィートとメートルのいずれの標準サイズでも指定できます。
シート タイプ
なしは、単純なドリル穴を定義するために使用します。指定された直径を持ち、平面とフラッシュします。
ざぐり穴は、直径、ざぐりの直径、ざぐり深さの値を指定した穴です。[テーパねじ穴]と[ざぐり]を併用することはできません。
ざぐり(SF)穴は、直径、ざぐり(SF)の直径、ざぐり(SF)の深さの値を指定した穴です。穴とねじ山の深さは、ざぐり(SF)の底面から計測されます。パーツ ファイルで、ざぐり(SF)穴のざぐり深さの値として 0 を指定できます。結果として、ボディの終端面にざぐり(SF)穴を配置できます。
皿面取り穴には、指定された穴径、皿面取り径、皿面取り深さ、皿面取り角度があります。
終端
[距離]は、穴の終端方法を定義します。穴の深さには正の値を使用します。深さは、平面または作業平面から垂直に計測されます。
[貫通]は、すべての面を貫通するように穴を延長します。
[終点]は、指定した平面を穴の終端とします。穴の終端とするサーフェスを選択します。
方向
[方向]は、[距離]終端オプションと[貫通]終端オプションの使用時に使用可能です。
[方向 1](既定値)は、選択した面に向かうように穴の方向を指定します。
[方向 2]は、穴の方向を反転します。
[対称]は、[キリ穴] - [単純穴] - [貫通]の穴タイプでのみ使用できます。2 方向に押し出される対称穴タイプを作成します。
先端角度
[フラット]は、フラットな先端角度を作成します。
[角度]は、角度を作成し、ドロップダウン リストで角度寸法を指定するか、モデル上でジオメトリを選択してカスタム角度を計測するか、[寸法を表示]を選択します。角度の正の方向が、平面に垂直に、穴の軸から反時計回りに計測されます。
[ANSI ユニファイねじ]は、インチ ベースのねじタイプの一例です。ミリメートル ベースのねじタイプの例としては、[ANSI メートル系 M プロファイル]があります。インチ ベースのねじタイプの例として[NPT]、ミリメートル ベースのねじタイプの例として[ISO テーパ内部]があります。
各呼びサイズに対して、1 つまたは複数のピッチを使用できます。また、呼びサイズとピッチの各組み合わせに対して、1 つまたは複数のクラスを使用できます。
ピッチとは、ねじ山の特定の点から、次のねじ山の対応する点まで、軸に平行に計測した距離のことです。
この値を変更するには、[ツール]
[オプション]
[ドキュメントの設定]
[モデル]タブに移動します。[ねじ穴直径]の値を変更します。穴の直径は Thread.xls のねじ仕様に基づいて自動的に設定されます。
左ねじ。穴の軸に直交する方向から見た場合、ねじは頭部に向かって反時計回りでかみ合います。左ねじのボルトは、ナットにはめて締めるときに、左回りに回します。
右ねじ。穴の軸に直交する方向から見た場合、ねじは頭部に向かって時計回りでかみ合います。右ねじのボルトは、ナットにはめて締めるときに、右回りに回します。
をクリックし、[穴]コマンドの使用を続行します。 [OK]をクリックする代わりに[Ctrl]+[Enter]を使用することができます。
モデル ブラウザで、次のいずれかを実行して、穴フィーチャを編集します。
[プロパティ]パネルが表示され、穴フィーチャのパラメータを変更できます。
別の穴が必要ですか?スケッチの階層リンクのテキストをクリックし、穴の中心を追加してから穴の階層リンク テキストをクリックすると、穴が追加されます。
[プロパティ]パネルとキャンバス内の編集コントロールに値フィールドが表示されます。どちらも寸法値または寸法値に使用する計算式を指定するために使用できます。または、キャンバスまたはグラフィックス領域でパラメータを編集できます。キーボード入力を使用して穴の寸法を編集しているときは、別のコマンドをクリックしてマニピュレータを選択しなくても、マウスやマニピュレータを使用して切り替えできます。
穴フィーチャを削除するには、次のいずれかの操作を実行します。
モデル ブラウザで、フィーチャ ノードを右クリックして、[削除]を選択します。
必要に応じて、[フィーチャを削除]ダイアログ ボックスで選択を続行し、[OK]をクリックします。