Inventor Studio の[照明スタイル]のリファレンス

Inventor Studio には、レンダリングとアニメーションを対象した追加の照明スタイルを作成するツールが用意されています。一連のスタイルは、モデル シーンの照明には使用されません。

Studio の照明スタイルおよび Studio のライトをアニメーション表示することで、より関心を引く、視覚的に魅力のある結果が得られます。

照明スタイルおよび照明の作成方法については、「照明スタイルと照明を使用するには」を参照してください。

アクセス:

リボン: [レンダリング]タブ [シーン]パネル [Studio 照明スタイル]

ツールバー

ツールバーは、[Studio 照明スタイル]ダイアログ ボックスの照明スタイル一覧の一番上にあります。

[新規照明スタイル]

新しい既定のローカル スタイルを作成します。新しいスタイルは選択され、編集できます。新しいスタイルは、環境光(グリッド ライト)およびその他の 3 つのライト(指向性、点、およびスポット)で構成されます。個々のライトは、既定のスタイルが環境の照明のみのため無効になっています。これらの効果を使用するには、ライトを有効にします。

[スタイル消去]

選択したローカル スタイルを削除します。ローカル スタイルが選択されており、スタイルが使用されていない場合に使用できます。

[スタイル更新]

選択したローカル スタイルのデータを対応するグローバル スタイルのデータで置き換えます。ローカル スタイルの必須条件は以下のとおりです。
  • 選択されている必要がある
  • グローバル スタイルからの最終更新後に変更されている必要がある

[スタイル ライブラリに保存]

選択したローカル スタイルをスタイル ライブラリ(ディスク上)に保存します。既存のグローバル スタイルがある場合は上書きします。ローカル スタイルの必須条件は以下のとおりです。
  • 選択されている必要がある
  • プロジェクト ファイルで読み取り/書き込み可になっている必要がある
  • グローバル スタイルからの最終更新後に変更されている必要がある

[新しいライト]

ローカル照明スタイルのみに使用できます。[ライト]ダイアログ ボックスを一時的に開き、選択した照明スタイルのライトを作成します。フォーカスは、スタイルでもスタイルの個々のライトでも使用できます。

スタイル一覧ブラウザ

グローバルな照明スタイル、ローカルな照明スタイルおよび関連した照明の一覧を表示します。[スタイル ライブラリを使用]オプションが現在のプロジェクトで[読み取り専用]に設定されている場合は、ローカル スタイルだけが一覧表示されます。ローカル スタイルは、名前の後にアスタリスク(*)が付いています。ローカル スタイルは、名前が同じグローバル スタイルよりも優先されます。

グローバルな照明スタイル、ローカルな照明スタイルおよび関連した照明の一覧を表示します。[ツール]タブ [オプション]パネル [アプリケーション オプション] [ファイル]タブの[スタイル ライブラリを使用]を[読み取り専用]に設定している場合は、ローカル スタイルのみが一覧表示されます。ローカル スタイルは、名前の後にアスタリスク(*)が付いています。ローカル スタイルは、名前が同じグローバル スタイルよりも優先されます。

既定では、現在の照明(モデル環境の照明)が使用されます。

使用する照明スタイルをアクティブにするには、右クリックして[アクティブ化]を選択します。

それぞれの照明スタイルでは、グラフィックス ウィンドウ内に 1 つまたは複数のライト オブジェクトを配置できます。

[照明スタイル]ダイアログ ボックスの右クリック メニューのコマンド

[照明スタイル]ダイアログ ボックスのスタイル一覧で、いずれかのスタイルを右クリックし、スタイルの現在の状態に応じて次のコマンドにアクセスできます。

[アクティブ] 選択した場合、ドキュメントのアクティブな照明スタイルを示します。スタイルを非アクティブにするには、クリックしてチェック マークを外します。
[照明スタイル名称変更]

スタイル名が編集モードになります。新しい名前を入力し、編集フィールドの外をクリックします。

[新規照明スタイル]

既定の照明スタイル パラメータを使用して照明スタイルを作成します。

[照明スタイルをコピー]

選択されたスタイルの内容を使用して照明スタイルを作成します。コピーの名前が付けられますが、変更できます。

[スタイル消去] 使用しない場合、スタイルが削除され、スタイル タイプ ブラウザの一覧から削除されます。
[スタイル更新] 選択したローカル スタイルのデータを対応するグローバル スタイルのデータで置き換えます。ローカル スタイルの必須条件は以下のとおりです。
  • 選択されている必要がある
  • グローバル スタイルからの最終更新後に変更されている必要がある
[スタイルをライブラリに保存]
選択したローカル スタイルを既存のグローバル スタイルがある場合は上書きしてスタイル ライブラリ(ディスク上)に保存します。ローカル スタイルの必須条件は以下のとおりです。
  • 選択されている必要がある
  • プロジェクト ファイルで読み取り/書き込み可になっている必要がある
  • グローバル スタイルからの最終更新後に変更されている必要がある

[新しいライト]

[新しいライト]定義ダイアログ ボックスが表示されます。必要な選択と設定を行い、[OK]をクリックして新しいライトを追加します。

[インポート]

選択されたスタイルを、ドキュメントにローカル スタイルとしてインポートします。名前が競合している場合は、インポートしたスタイルで既存のスタイルを上書きしてよいかどうかの確認を求められます。スタイル ファイルの拡張子は .styxml です。
[スタイルをエクスポート] 選択されたスタイルを、指定したファイル名にエクスポートします。スタイル ファイルの拡張子は .styxml です。

照明スタイル、ブラウザ ノードの右クリック メニューのコマンド

ブラウザで照明スタイルを右クリックし、次のコマンドにアクセスします。

[編集] [照明スタイル]ダイアログ ボックスが表示されます。アクティブな照明スタイルが選択され、編集可能になっています。スタイルや個々のライトを編集する

[新しいライト]

[新しいライト]定義ダイアログ ボックスが表示されます。必要な選択と設定を行い、[OK]をクリックして新しいライトを追加します。

[有効]

有効なライトは選択可能で、シーンに作用します。オフのときは、ライトはブラウザ内で選択可能ですが、シーンには作用しません。

[表示設定] シーン内のライト オブジェクトの表示設定を切り替えます。シーンの照明に対する影響はありません。
[ライト アニメーション] [ライト アニメーション]ダイアログ ボックスを表示します。現在のアニメーション アクションのライト位置およびパラメータを定義します。