iAssembly ファクトリには、多くの設定メンバを含めることができます。ある特定の iAssembly メンバで定期的に作業する必要がある場合は、設定の既定にすると便利です。既定の iAssembly メンバのデザインは、最上位アセンブリを開くたびに表示されます。
設定作業手順で、[アダプティブ化]コマンドをアダプティブ化されていないマスター配管アセンブリに適用するまでは、チューブ&パイプの相互交換可能なセットは作成されません。セットは複数のマスター配管アセンブリ メンバを含む必要があるため、該当する設定に合わせて交換することができます。マスター配管アセンブリ メンバを、iAssembly ファクトリ内でアダプティブ化することができるのは一度だけになります。検証処理により、問題のある設定行の特定が容易になります。
部品表プロパティに関しては、1 つのマスター配管アセンブリを参照構造に設定します。マスター配管アセンブリは省略できるため、該当する設定でチューブ&パイプ デザインの部品表の数量プロパティを定義することもできます。
設定の既定を設定する
- 最上位アセンブリがアクティブな状態で、[iAssembly を作成]ダイアログ ボックスを開き、設定テーブルに移動します。
- 設定メンバを右クリックし、[既定の行に設定]を選択します。
既定の設定行がライト グリーンで表示されます。
チューブ&パイプ アセンブリの設定をアクティブにする
- 最上位アセンブリをアクティブ化します。
- モデル ブラウザで、次のいずれかの操作を行います。
- テーブルをダブルクリックします。
- テーブルを展開し、設定メンバを右クリックして、[アクティブ化]を選択します。
iAssembly メンバに対してマスター配管アセンブリを含める、または除外する
- 最上位アセンブリのチューブ&パイプ iAssembly ファクトリがアクティブな状態で、設定テーブルを開きます。
- [iAssembly を作成]ダイアログ ボックスのコンポーネント テーブルで、マスター配管アセンブリを展開します。[チューブ&パイプ配管]が既定です。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 候補オブジェクト一覧でマスター配管アセンブリを選択し、をクリックして、マスター配管アセンブリのすべてのステータスを設定済みのオブジェクトの一覧に追加します。
- [包含/除外[包含]]を選択し、をクリックします。
- 該当する設定行で、[包含/除外]セルをクリックし、適切なステータスを選択します。
- [OK]をクリックします。
適切な設定に合わせてマスター配管アセンブリ メンバを交換する
- 最上位アセンブリのチューブ&パイプ iAssembly ファクトリがアクティブな状態で、設定テーブルを開きます。少なくとも 2 つのマスター配管アセンブリ メンバを持つチューブ&パイプの相互交換可能なセットが既に作成済みであることを確認します。
- 該当する設定行で、[テーブル変換]セルをクリックし、特定のマスター配管アセンブリを選択します。
注: マスター配管アセンブリ メンバを、iAssembly ファクトリ内でアダプティブ化することができるのは一度だけになります。
- [確認]をクリックし、アセンブリ設定を検証します。
マスター配管アセンブリ メンバが複数のアダプティブ行に対応する場合、設定テーブルが黄色で表示されてビジュアル フィードバックが行われます。
- [OK]をクリックします。
チューブ&パイプ アセンブリの設定を検証する
すべての iAssembly ファクトリ プロパティを設定したら、設定が正しいかどうかを検証する必要があります。たとえば、マスター配管アセンブリ メンバを、iAssembly ファクトリ内でアダプティブ化することができるのは一度だけであり、[部品表数量]列は、既定の数値か文字列だけを含むことができます。
- 最上位アセンブリのチューブ&パイプ iAssembly ファクトリがアクティブな状態で、設定テーブルを開きます。少なくとも 2 つのマスター配管アセンブリ メンバを持つチューブ&パイプの相互交換可能なセットが既に作成済みであることを確認します。
- [iAssembly を作成]ダイアログ ボックスで、該当する iAssembly ファクトリ プロパティを設定します。
- [確認]をクリックし、アセンブリ設定を検証します。
エラーが発生すると、設定テーブルが黄色で表示されビジュアル フィードバックが行われます。
- [OK]をクリックします。