このチュートリアルでは、マップの作成とパブリッシュのワークフロー全体について紹介します。カリフォルニア州レディング市の実際のデータを使用して、以下を実行します。
- マップで必要なすべてのデータ ストアに接続してマップ プロジェクトを開始します。データ ストアには、空間データベースの他、シェイプ(SHP)ファイルや SDF ファイルなどの空間データ ファイル、AutoCAD 図面ファイル(DWG ファイル)、およびラスター イメージがあります。データ ストアに接続すると、そのデータ ストア内の情報をマップで使用できます。
- マップ内のオブジェクトにスタイルを設定して、簡単に識別できるようにします。スタイルを設定すると、複雑な情報をすばやく直感的に把握することができます。たとえば、主題スタイルを使用すると、人口密度、水深、地理的フィーチャの相対的な高さを表示できます。
- マップ内のオブジェクトを編集します。AutoCAD Map 3D ツールセット では、AutoCAD コマンドを使用して、任意のタイプのオブジェクトをチェック アウトしたり編集することができます。たとえば、図面ファイルのジオメトリ、ESRI SHP ファイルのスキーマ、または Oracle データベースに保存されている空間データを編集できます。変更内容は元の形式で保存することができます。また、データ テーブルを使用して空間データのプロパティを変更することができます。
- 生成されたマップを Web サイトに掲載できるようパブリッシュします。このチュートリアルでは、DWF 形式(Autodesk Design Review に対応した形式)でパブリッシュします。また、マップを Autodesk Infrastructure Map Server にパブリッシュまたは書き出したり、マップを静的な Web ページとして保存することもできます。