NodeExposureInterface 構造体のメソッド

NodeExposureInterface 構造体は、指定されたノードに INodeExposureR インタフェース を作成したり、ノードから既存のインタフェースを取得したりするためのメソッドを提供します。

NodeExposureInterface は、3ds Max ユーザ インタフェースのさまざまな領域に対してシーン ノードの公開を定義する目的で使用されます。 既定値では、すべてのシーン ノードは 3ds Max UI のすべての領域に対して可視ですが、Node Exposure インタフェースを作成し、その内部の公開設定を変更することによって、名前による選択、スケマティク ビュー、トラック ビューなどのサブシステムからこのノードを除外することができます。

3ds Max 2008 以降 で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。

メソッド:

<INodeExposureR Interface>NodeExposureInterface.Create <node>     

ノード公開インタフェースがまだ存在しない場合は作成し、INodeExposureR インタフェースの値を返します。

<INodeExposureR Interface>NodeExposureInterface.Get <node>   

ノード公開インタフェースがすでに作成されている場合はノード公開インタフェースを返し、作成されていない場合は「undefined」を返します。

両メソッドは 関数公開インタフェースを返します:

Interface: INodeExposureR

メソッド:

<boolean><INodeExposureR>.isExposed <integer>ui

ノードが、インデックス(基数は 0)に対応する UI サブシステムに公開されている場合は true を返します。

「ui」の有効な値は次のとおりです。

0 - SelectObjects([名前による選択]ダイアログ ボックス)

1 - SchematicView(スケマティク ビュー)

2 - Maxscript -- 現在はサポートされていません

3 - Merge -- 現在はサポートされていません

4 - MergeAnimation -- 現在はサポートされていません

5 - Replace -- 現在はサポートされていません

6 - KeyEditor

7 - CurveEditor

8 - RangeEditor

9 - Updates -- シーンの更新に参加するノードを削除します。

注意書きにあるとおり、2 から 5 までの値は現時点では使用できません。

<void><INodeExposureR>.SetExposedInAll <boolean>state

このメソッドは、すべてのノードの公開状態を指定されたブール値に設定します。

引数が false である場合は、ノードは公開されているすべての UI 領域から除外されます。

引数が true である場合は、ノードはすべての UI サブシステムに公開されます。

注:

この関数では、Updates フラグは設定されません。SetExposed() を使用して設定する必要があります。

<void><INodeExposureR>.SetExposed <boolean>state <integer>ui

このメソッドは、2 つ目の引数によって定義される特定の UI 領域に対するノードの公開状態を、1 つ目の引数によって定義されるブール値に設定します。

例:

theNode = Sphere()
theInterface = NodeExposureInterface.Create theNode
theInterface.SetExposed false 0

新しく作成される球を[名前による選択]ダイアログ ボックスに対して不可視にします。

<void><INodeExposureR>.BakeExposure()

 このインタフェースの詳細は、SDK ヘルプ ファイルの「Class INodeExposure」を参照してください。