MxClip クラス

プロパティ

.orgstart: timevalue,Read-only         .orgend: timevalue,Read-only     

クリップにロードされたファイルの元の時間の境界です。境界は新しいファイルがクリップにロードされない限り変更されません。

.trimstart: timevalue      .trimend: timevalue   

クリップのトリムされた境界です。元の境界と同じか、元の境界の中に含まれます。クリップをスケールしてもこれらの値は変わりません。単に、元のクリップのどのようなサブセットが使用されているかが示されます。トリム モードでは、これらの境界はミキサーで表示されます。値を設定すると、それに合わせてウェイト カーブとタイム ワープがトリムされます。

.globstart: timevalue   .globend: timevalue

グローバルなフレーム値です。クリップのトリムされた境界がグローバルにマッピングされる位置を示します。クリップのスケールは、トリムされた間隔(trimend - trimstart)とグローバルな間隔(globend - globstart)の関係によって定義されます。これらの間隔が等しい場合、クリップのスケールは 1 になります。 globstart は globend より 小さい必要があります。

.scale: float (must be > 0.0)

クリップのスケールです。変更すると、クリップは右端でスケールします。左端は動きません。

.transInpt: timevalue

このクリップから次のクリップへのトランジションのインポイントです。インポイントは、このクリップへの前のトランジションのアウトポイント(prevTransOutpt)より大きい必要があります。インポイントはクリップのスケール ローカルのトリム済み終点より小さい必要があります(スケール ローカルの定義については下記を参照してください)。

.transAngle: float

このクリップから次のクリップへのトランジションのトランジション角度です。

.transFocus: name must be set to one of the following: #focusAuto, #focusCom, #focusLftFoot, #focusRgtFoot, #focusBthFeet

このクリップから次のクリップへのトランジションのトランジション フォーカスです。

.transRolling: boolean

クリップが次のクリップへのトランジション時に進行しているか固定されているかを示します。

.transEasein: float (0.0 - 1.0) .transEaseout: float (0.0 - 1.0)

このクリップから次のクリップへのトランジションのイーズ値です。個々のイーズ値、およびこれらのイーズ値の合計は 0.0 以上 1.0 以下である必要があります。

.prevTransOutpt: timevalue

前のクリップからこのクリップへのトランジションのアウトポイントです。アウトポイントはこのクリップから次のクリップへのインポイント(transInpt)より小さい必要があります。また、アウトポイントはクリップのスケール ローカルのトリム済み始点より大きい必要があります (スケール ローカルの定義については下記を参照してください)。

.prevTransRolling: boolean

クリップが前のクリップからのトランジション時に進行しているか固定されているかを示します。

.filename: string, not settable

このクリップで使用する bip ファイルのファイル名です。ファイルを変更するには loadFile 関数を使用する必要があります。

.numWeights: integer, not settable

クリップのウェイト カーブ内のウェイトの数です(クリップがレイヤ トラック内にある場合だけ該当)。

.numTimeWarps: integer, not settable

クリップのタイム ワープのタイム ワープ キーの数です。

メソッド

クリップ

loadFile <clip:mxclip> <loadOption:name> <filename:string> <ZeroFootHeight:boolean>

クリップに .bip ファイルをロードします。 loadOption は次のどれかである必要があります。loadOption は次のどれかである必要があります。

true または false を返して、ファイルのロードに成功したかどうかを示します。

moveClip <clip:mxclip> <timeInc:timevalue>

クリップを timeInc フレームを進めます。true を返します。関数を使用すると、ユーザ インタフェースでできるものとは異なり、クリップを重ねることができます。ただし、これはお勧めしません。

scaleClip <clip:mxclip> <scale:float>

クリップをスケールします。このスケール値には 0 より大きい値を指定する必要があります。この値は、絶対スケールを設定するクリップのスケール プロパティとは異なります。これは、絶対スケールを指定した量で乗算します。関数を使用すると、ユーザ インタフェースでできるものとは異なり、クリップを重ねることができます。ただし、これはお勧めしません。

時間変換メソッド

次の関数は時間値を返します。これらは、次の時間間隔の間の変換に役立ちます。

ローカル: trimstart と trimend の間(trimstart と trimend を含む)

スケール ローカル: 0 と スケールされたクリップの長さの間。次のように求めます。

length = <mxclip>.globend- <mxclip>.globstart

トランジションのインポイントとアウトポイントはスケール ローカル時間で保存されます。

グローバル: グローバルな時間値。

LocalToScaledLocal <clip:mxclip> <frame:integer>
ScaledLocalToLocal <clip:mxclip> <frame:integer>
LocalToGlobal <clip:mxclip> <frame:integer>
GlobalToLocal <clip:mxclip> <frame:integer>
GlobalToScaledLocal <clip:mxclip> <frame:integer>
ScaledLocalToGlobal <clip:mxclip> <frame:integer>
GlobalInpoint <clip:mxclip>
GlobalOutpoint <clip:mxclip>

ウェイトのメソッド

getWeight <index::integer >

クリップのウェイト カーブの指定されたインデックスのウェイトを削除します。インデックスが境界外にある場合は、0.0 を返します。

getWeightTime <index::integer >

クリップのウェイト カーブの指定されたインデックスの時間を返します。インデックスが境界外にある場合は、0 を返します。

deleteWeight <index::integer >

クリップのウェイト カーブの指定されたインデックスのウェイトを削除します。インデックスが境界外にある場合は、false を返します。それ以外の場合は true を返します。

setWeight <index::integer > <float::weight>

クリップのウェイト カーブの指定されたインデックスのウェイトを設定します。インデックスが境界外であるか、ウェイトが 0.0 と 1.0 の間ではない場合、この関数は false を返します。それ以外の場合は true を返します。

setWeightTime <index::integer > <time::timevalue>

クリップのウェイト カーブの指定されたインデックスの時間を返します。インデックスが境界外であるか、時間がウェイト カーブの前の値と次の値の時間値の間にない場合は false を返します。時間の値が 0 より小さいか、クリップのスケール ローカルの最後のフレームより大きい場合も false を返します。それ以外の場合は true を返します。

setWeightAtTime <time::timevalue> <float::weight>

ウェイト カーブの時間 time にキーがある場合、そのキーのウェイトをリセットします。それ以外の場合は time の時間と weight のウェイトで新しいキーを作成します。時間の値が 0 より小さいか、クリップのスケール ローカルの最後のフレームより大きい場合は false を返します。それ以外の場合は true を返します。

getWeightAtTime <time::timevalue>

t がウェイト カーブの時間 time のキーにある場合、そのキーのウェイトを返します。それ以外の場合は time の時間の補間されたウェイトを返します。ウェイトがない場合、1.0 を返します。

タイム ワープ メソッド

isTimeWarpActive()

タイム ワープがある場合は true を返し、ない場合は false を返します。

ActivateTimeWarp()

このクリップのタイムワープをアクティブにします。

DeactivateTimeWarp()

このクリップのタイムワープを非アクティブにします。

InitializeTimeWarp()

タイム ワープ キーの 1 つをクリップの先頭に配置し、もう 1 つをクリップの末尾に配置することで、このクリップのタイム ワープを初期化します。また、タイム ワープがアクティブになっていない場合は、アクティブにします。

getTwOrgTime <index::integer>

index のインデックスの元の時間を返します。index がタイム ワープの境界外である場合は 0 を返します。

getTwWarpTime <index::integer>

index のインデックスのワープされた時間を返します。index がタイム ワープの境界外である場合は 0 を返します。

GetOrgTimeAtWarpedTime <wtime::timevalue>

wtime の時間にワープされた元の時間を返します。wtime がタイム ワープの境界外である場合は 0 を返します。

GetWarpedTimeAtOrgTime <otime::timevalue>

元の時間 otime がワープされた時間を返します。otime がクリップのスケール ローカル時間の境界外にある場合は 0 を返します。

DeleteTw <index::integer>

index のインデックスのタイム ワープ キーを削除します。index がタイム ワープの境界外である場合は false を返します。それ以外の場合は true を返します。

SetTwOrgTime <index::integer> <otime::timevalue>

index のインデックスのタイム ワープ キーの元の時間を otime に設定します。index がタイム ワープの境界外にある場合、または otime が index を囲むタイム ワープのインデックスの 2 つの元の時間の間にない場合は false を返します。また、タイム ワープの最初と最後の値の元の時間の変更を試みると、これらの時間はクリップの境界に残す必要があるため、false を返します。それ以外の場合は true を返します。

SetTwWarpTime <index::integer> <wtime::timevalue>

index のインデックスタイム ワープ キーのワープされた時間を wtime に設定します。index がタイム ワープの境界外にある場合、または wtime が index を囲むタイム ワープのインデックスの 2 つのワープされた時間の間にない場合は false を返します。また、wtime が 0 より小さいか、クリップのスケール ローカルの最後のフレームより大きい場合も false を返します。それ以外の場合は true を返します。

InsertWarpAtOrgTime <otime::timevalue>

otime が既存のワープ キーの元の時間値にあるか、otime がクリップのスケール ローカルの境界外にある場合は false を返します。それ以外の場合は、ワープされた時間をフローが連続するように計算して新しいタイム ワープ キーを設定し、true を返します。