フォトメトリック ライトの共通プロパティ、演算子、メソッド
3ds Max 2009 以降は、すべてのフォトメトリック ライトは、同じプロパティのセットを持つようになりました。すべてのフォトメトリック ライト タイプは、他のタイプに自由に切り替えることができます。LightProperties インタフェースの .type プロパティの説明を参照してください。
詳細は、「フォトメトリック ライト クラス」を参照してください。
プロパティ:
[一般パラメータ](General Parameters)ロールアウト
ライトのプロパティ
<Photometric_Light>.on Boolean default: true -- boolean ライト放出のオンとオフを切り替えます。
<Photometric_Light>.targetDistance Float default: 240.0 -- animatable; float; Target_Distance ライトのターゲットまでの距離を取得/設定します。
シャドウ
<Photometric_Light>.castShadows BooleanClass default: true -- boolean; Cast_Shadows 影付けのオンとオフを切り替えます。
<Photometric_Light>.useGlobalShadowSettings BooleanClass default: false -- boolean; Use_Global_Params true に設定すると、シャドウ ジェネレータでグローバル シャドウ設定が使用されます。false に設定すると、ローカル設定が使用されます。
<Photometric_Light>.shadowGenerator shadowMap default: shadowMap:shadowMap -- value; SubAnimシャドウ ジェネレータをクラス インスタンスとして取得/設定します。
<Photometric_Light>.shadowGeneratorByName String default: "Shadow Map" -- value名前でシャドウ ジェネレータをを取得/設定します。
<Photometric_Light>.raytracedShadows BooleanClass default: false -- valueレイトレース シャドウの使用を取得/設定します。LightProperties インタフェースによって公開されます。
このプロパティは 3ds Max 5 以上では使用 できません。シャドウ ジェネレータを割り当てるときは、.shadowGenerator プロパティを使用してください。
このプロパティは以前との互換性を保つ目的でのみ公開されています。3ds Max 5 より前のバージョンでは、使用可能なシャドウ ジェネレータ タイプはシャドウ マップとレイトレース シャドウだけでした。このプロパティを設定するとシャドウ ジェネレータが内部的に切り替わります。現在では、使用可能なシャドウ ジェネレータの数がずっと増えているため(サード パーティ製プラグインを含む)、このプロパティは廃止されています。
<Photometric_Light>.maxDepth Integer default: 7 -- animatable; integer; Max_Quadtree_Depthレイ トレース シャドウの最大クアッドツリー深度設定。
<Photometric_Light>.raytraceBias Float default: 0.2 -- animatable; float; Biasレイ トレース シャドウの[レイ バイアス](Ray Bias)の量。
<Photometric_Light>.twoSidedShadows BooleanClass default: false -- booleanレイ トレース シャドウの[両面シャドウ](2 Sided Shadows)設定を取得/設定します。
[含む/除外] (Include/Exclude)リスト
<Photometric_Light>.excludeList Array default: #() -- value除外リストをオブジェクト上の配列として取得/設定します。値を設定すると、[含む] (Include)/[除外] (Exclude)オプションは[除外] (Exclude)に設定されます。
LightProperties インタフェースによって公開されます。
<Photometric_Light>.includeList UndefinedClass default: undefined -- value; !error setting value!ライトの発光に含めるオブジェクトの配列を取得/設定します。値を設定すると、[含む] (Include)/[除外] (Exclude)オプションは[含む] (Include)に設定されます。
LightProperties インタフェースによって公開されます。
ライトの配光(タイプ)
<Photometric_Light>.distribution Integer default: 0 -- value分配タイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
0 - 均一の球状
1 - スポットライト (球体タイプと円柱タイプでは無効)
2 - 均一の拡散反射光 (球タイプと円柱タイプでは無効)
3 - フォトメトリック ウェブ ファイル (球体タイプと円柱タイプでは無効)
LightProperties インタフェースによって公開されます。
[強度/カラー/減衰] (Intensity/Color/Attenuation)ロールアウト
色
<Photometric_Light>.color Color default:(color 265.933 250.885 263.562)-- color by valueライトの RGB カラー。.rgb および .Light_Colorのエイリアス。
LightProperties インタフェースによって公開されます。
<Photometric_Light>.useKelvin BooleanClass default: false -- boolean; Use_Kelvin[ケルビン] (Kelvin)ラジオ ボタンの状態を取得/設定します。true のときは、色温度(単位:ケルビン)が使用されます。false のときは、RGB カラーが使われます。
<Photometric_Light>.kelvin Float default: 3600.0 -- animatable; float色温度(単位:ケルビン)を取得/設定します。
<Photometric_Light>.rgbFilter Color default: (color 255 255 255) -- animatable; RGB color; Filter_Color; Controller Scaling: ([1,1,1] : (color 255 255 255)) )フィルタ カラーを取得/設定します。
強度
<Photometric_Light>.intensityType Integer default: 1 -- integer; Intensity_Type強度タイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
0 -lm
1 -cd
2 -lx at
<Photometric_Light>.intensityFloat default: 1500.0 -- animatable; float[強度] (Intensity)値を取得/設定します。
intensityType の設定に関係なく、常にカンデラ(cd)になります。<Photometric_Light>.intensityAt Float default: 39.3701 -- float; Intensity_AtintensityType が 2 - lx at に設定されている場合に、強度が計測される距離を取得/設定します。
<Photometric_Light>.flux Float default: 0.0 -- float[光強度](Light Intensity)を lm で設定します。
<Photometric_Light>.originalFlux Float default: 0.0 -- float<Photometric_Light>.originalIntensity Float default: 0.0 -- float; Shape_Area_Shadows減光する
<Photometric_Light>.useMultiplier BooleanClass default: false -- boolean; Use_Dimmer[減光する] (Dimming)チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Photometric_Light>.Multiplier Float default: 100.0 -- animatable; float[減光する] (Dimming)の強度値をパーセントで取得/設定します。
<Photometric_Light>.shiftColorWhenDimming BooleanClass default: false -- boolean; Shift_Color_When_Dimming[白熱光ランプのカラー 暗くなるにつれてシフト](Incandescent lamp color shift when dimming)チェックボックスの状態を取得/設定します。
Far Attenuation
<Photometric_Light>.useFarAttenuation BooleanClass default: false -- boolean; Use_Far_Attenuation[遠方減衰](Far Attenuation)の[使用] (Use)チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Photometric_Light>.displayFarAttenuationGizmo BooleanClass default: false -- boolean; Display_Far_Attenuation_Gizmo[遠方減衰](Far Attenuation)の[表示] (Show)チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Photometric_Light>.startFarAttenuation Float default: 80.0 -- animatable; worldUnits; Start_Far_Attenuation[遠方減衰](Far Attenuation)の[開始] (Start)の値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.endFarAttenuation Float default: 200.0 -- animatable; worldUnits;Vertical_Circle_Facing_Photometric_Horizontal[遠方減衰](Far Attenuation)の[終了] (End)の値を取得/設定します。
[シェイプ/領域シャドウ](Shape / Area Shadows)ロールアウト
<Photometric_Light>.type Name default: #Free_Point -- valueフォトメトリック ライトのタイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
#Free_Point
#Free_Line
#Free_Rectangle
#Free_Disc
#Free_Sphere
#Free_Cylinder
#Target_Point
#Target_Line
#Target_Rectangle
#Target_Disc
#Target_Sphere
#Target_Cylinder
LightProperties インタフェースによって公開されます。
<Photometric_Light>.light_length Float default:122.0 -- animatable; worldUnitsエリア ライトの長さを取得/設定します(当てはまる場合)。
<Photometric_Light>.light_width Float default:61.0 -- animatable; worldUnitsエリア ライトの幅を取得/設定します(当てはまる場合)。
<Photometric_Area>.light_radius Float default: 13.0 -- animatable; worldUnitsエリア ライトの半径を取得/設定します(当てはまる場合)。
<Photometric_Light>.length Float default:122.0 --floatエリア ライトの長さを取得/設定します。
<Photometric_Light>.width Float default: 61.0 -- floatエリア ライトの幅を取得/設定します。
分配 (スポットライト)ロールアウト
<Photometric_Light>.showCone BooleanClass default: false -- boolean; Cone_Display[選択されていない場合はビューポートに円錐を表示](Cone visible in viewport when unselected)チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Photometric_Light>.hotSpot Float default: 30.0 -- animatable; float; Beam_Angle[ホットスポット/ビーム] (Hotspot/Beam)角度を取得/設定します。.distribution が 1 - スポットライトに設定されている場合にのみ使用します。
<Photometric_Light>.falloff Float default: 60.0 -- animatable; float; Field_Angle[ホットスポット/ビーム] (Hotspot/Beam)角度を取得/設定します。.distribution が 1 - スポットライトに設定されている場合にのみ使用します。
分配 (フォトメトリック ウェブ)ロールアウト
<Photometric_Light>.webFile String default: "" -- filename; Web_Filename.distribution が 0 - ウェブに設定されている場合に使用されるウェブ ファイル。
<Photometric_Light>.xRotation Float default: 0.0 -- float; X_Rotationフォトメトリック ウェブの[X 回転](X rotation)値。.distribution が 0 - ウェブに設定されている場合にのみ使用します。
<Photometric_Light>.yRotation Float default: 0.0 -- float; Y_Rotationフォトメトリック ウェブの[Y 回転](Y rotation)値。.distribution が 0 - ウェブに設定されている場合にのみ使用します。
<Photometric_Light>.zRotation Float default: 0.0 -- float; Z_Rotationフォトメトリック ウェブの[Z 回転](Z rotation)値。.distribution が 0 - ウェブに設定されている場合にのみ使用します。
[シャドウ パラメータ](Shadow Parameters)ロールアウト
オブジェクトの影おぶじぇくとのかげ
<Photometric_Light>.shadowColor Color default: (color 0 0 0) -- animatable; RGB color; Shadow_Color; Controller Scaling: ([1,1,1] : (color 255 255 255))シャドウの[カラー] (color)値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.shadowMultiplier Float default: 1.0 -- animatable; float; Shadow_Densityシャドウの[密度] (Density)値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.shadowColorMapEnable BooleanClass default: false -- boolean; Use_Shadow_Color_Mapシャドウの[マップ] (Map)有効化チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Photometric_Light>.shadowProjectorMap UndefinedClass default: undefined -- texturemap; Shadow_Projector_Mapシャドウのプロジェクタ マップを取得/設定します。
<Photometric_Light>.lightAffectsShadow BooleanClass default: false -- boolean; Light_Affects_Shadow[ライトがシャドウ カラーに影響](Light Affects Shadow Color)チェックボックスの状態を取得/設定します。
環境効果のシャドウ
<Photometric_Light>.atmosShadows BooleanClass default: false -- boolean; Atmospheric_Shadows_On[環境効果のシャドウ](atmosphere shadows)のオンとオフを切り替えます。
<Photometric_Light>.atmosColorAmt Float default: 100.0 -- animatable; float; Atmospheric_Color_Amount[環境効果のシャドウ](atmosphere shadows)の[カラーの量] (color)の値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.atmosOpacity Float default: 100.0 -- animatable; float; Atmospheric_Opacity[環境効果のシャドウ](atmosphere shadows)の[不透明度] (opacity)の値を取得/設定します。
[拡張効果](Advanced Effects)ロールアウト
<Photometric_Light>.contrast Float default: 0.0 -- animatable; float; Light_Contrastライトの[コントラスト] (Contrast)の値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.softenDiffuseEdge Float default: 0.0 -- animatable; float; Diffuse_Soften[シェーディング和らげ](Soften Diff. Edge)の値を取得/設定します。
<Photometric_Light>.affectDiffuse BooleanClass default: true -- boolean; Affect_Diffusetrue のとき、ライトは拡散反射光カラーに影響します。
<Photometric_Light>.affectSpecular BooleanClass default: true -- boolean; Affect_Diffusetrue のとき、ライトは鏡面反射光カラーに影響します。
<Photometric_Light>.ambientOnly BooleanClass default: false -- boolean; Ambient_OnlyWhen set to true, the light affects the Ambient color only.<Photometric_Light>.projector BooleanClass default: false -- boolean[プロジェクタ マップ](projector map)のオンとオフを切り替えます。
<Photometric_Light>.projectorMap UndefinedClass default: undefined -- texturemap; Projector_Map[プロジェクタ マップ](projector map)を取得/設定します。
すべての Photometric Light によって公開されるインタフェースは、次のとおりです。
Interface:LightPropertiesプロパティ:
.type: value : Read|Writeフォトメトリック ライトのタイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
#Free_Point
#Free_Line
#Free_Rectangle
#Free_Disc
#Free_Sphere
#Free_Cylinder
#Target_Point
#Target_Line
#Target_Rectangle
#Target_Disc
#Target_Sphere
#Target_Cylinder
.distribution: value : Read|Write分配タイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
0 - 均一の球状
1 - スポットライト (球体タイプと円柱タイプでは無効)
2 - 均一の拡散反射光 (球タイプと円柱タイプでは無効)
3 - フォトメトリック ウェブ ファイル (球体タイプと円柱タイプでは無効)
.excludeList: value : Read|Write除外リストをオブジェクト上の配列として取得/設定します。値を設定すると、[含む] (Include)/[除外] (Exclude)オプションは[除外] (Exclude)に設定されます。
.includeList: value : Read|Writeライトの発光に含めるオブジェクトの配列を取得/設定します。値を設定すると、[含む] (Include)/[除外] (Exclude)オプションは[含む] (Include)に設定されます。
.shadowGenerator: value : Read|Writeシャドウ ジェネレータをクラス インスタンスとして取得/設定します。
.shadowGeneratorByName: value : Read|Write名前でシャドウ ジェネレータをを取得/設定します。
.raytracedShadows: value : Read|Writeレイトレース シャドウの使用を取得/設定します。
このプロパティは 3ds Max 5 以上では使用 できません。シャドウ ジェネレータを割り当てるときは、.shadowGenerator プロパティを使用してください。
このプロパティは以前との互換性を保つ目的でのみ公開されています。3ds Max 5 より前のバージョンでは、使用可能なシャドウ ジェネレータ タイプはシャドウ マップとレイトレース シャドウだけでした。このプロパティを設定するとシャドウ ジェネレータが内部的に切り替わります。現在では、使用可能なシャドウ ジェネレータの数がずっと増えているため(サード パーティ製プラグインを含む)、このプロパティは廃止されています。
.color: color by value : Read|Writeカラーを取得/設定します。
.enabled: boolean : Read|Write要素の名前を取得/設定します。